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2016.04.06増え続ける孤独死の原因とは
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます。
本日の青森市内の朝は、厚い雲に
覆われています。
夜中に強い雨が降り続いていましたが
今は止んでいますがこれから天気も
回復する予報です。
皆様のお住いの地域はいかがでしょうか?
さて、本日からブログテーマの
なぜ孤独死が「増え続ける」原因を
私なりに色々な資料や経験を元に
書きたいと思います。
今回のブログは全4シリーズになります。
孤独死や孤立死のイメージからまず
考えて見たいと思います。
① 孤独死や孤立死に陥りやすいのが
女性より男性と言うイメージが多いです。
② また、若い世代より高齢世代の方が
孤独死に陥りやすいと言うイメージも
あります。
③ 生活困窮者が孤独死に陥りやすい。
⑤ 家族同居者より一人暮らしの人が
孤独死に陥りやすい。
ちょこっと調べてみましたら上記の
5このイメージが見つかりました。
1~5までのイメージはどれも正解の
様に思えますよね。
では、実際になぜ現代において孤独死が
急激に発生してしまっているのでしょうか?
孤独死が発生してしまう原因の一つが
人との関わりの希少化が一つの原因だと
私は考えています。
人との関わりの中で何が原因なのかを
少しリストアップして見たいと思います。
① 核家族化進むと同時に経済の悪化により
今まで既婚者であった人達も離婚率もあがり
単身世帯の急増が原因の一つではないかと
思います。
② もう一つの原因は、職を失い働く意欲が
無くなり持病の悪化もともない生活が
困窮して保護を受ける人々が急増したため。
③ 高齢化社会に入り日本の高齢化も進み
独居老人の増加
④ 精神疾患等(依存症)などでの
自宅療養中の病気の悪化
大きく分けると上記5つの原因が
あるのではないかと私は考えます。
①~⑤を一つ一つ細かく分析していくと
もの凄い数の原因が有ると思います。
では、ここで最初に上げたイメージを
思い出してみましょう。
孤独死に陥りやすいのは女性より
男性の方が孤独死に陥りやすいと
言うのが世間一般的なイメージでしたが
実際の所はどうなのでしょう?
上のグラフをご覧ください。
このグラフは、東京都監察医務院が
公表した性別・年齢別孤独死件数のグラフです。
このグラフは、東京都23区の孤独死発生件数を
グラフにしてまとめたものです。
東京都の場合を見ても孤独死に陥りやすいのは
女性より男性の方が危険だと言うのがよく分かる
グラフです。
①のイメージは正しいと言う事がよく分かる
グラフですね。
今度は、②のイメージですが、これもこのグラフを
見ると一目瞭然です。
グラフの15歳未満から64歳までと65歳から84歳まで
を比べれば孤独死に陥りやすいのは高齢者と言うのは
疑いも無い事実では有りますが少し注目して欲しい
ところがあります。
私がブログやセミナーなどでよく皆さんに
孤独死の発生件数の中でもっとも多い年代が
働き世代だと今まで繰り返し話してきました。
この50歳から64歳までのグラフの伸びを
注目して欲しいのです。
孤独死=高齢者と言う方程式が壊れかけていると
言う事実がこのグラフで分かります。
あくまでこのグラフは、東京都23区内で
発生した孤独死のデータを元に作られては
いますが、私の住む青森にも当てはめる事が
できるのではないでしょうか。
では、この孤独死が急増する背景には
65歳以上の一人暮らし高齢者の増加は男女ともに顕著であり、
昭和55(1980)年には男性約19万人、女性約69万人、
高齢者人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%であったが、
平成22(2010)年には男性約139万人、女性約341万人、
高齢者人口に占める割合は男性11.1%、女性20.3%となっている
このグラフを見て頂いていても
一人暮らしの方が増えるに従い
孤独死も増えていると見る事が出来ると
私は思います。
では。なぜ一人暮らしが増えると
孤独死の発生件数が増えるのかと
いうことですが、これは先日のブログ
生前整理の本来の意味の中で
お話しさせていただいている消防庁の
資料でも読み取ることができます。
上の資料は、平成26年度での
青森県内での救急車要請の発生県数の
資料になります。
青森県の26年度1年間の救急車要請件数は
47,986件でした。
1日で言うと131件救急車要請が必要な
事故などが青森県で起きていると言う事に
なります。
では、毎日救急車要請の連絡が入る中で
救急車を呼ぶ原因で1番多いのは何なのでしょうか?
47,986件のなかで圧倒的に多い原因は
急病なのです。
急病が30,653件と圧倒的な数になります。
救急車要請のなんと63.8%もしめています。
いかに急病で倒れる人が多いかと言う事が
分かる資料です。
急病で体調を壊し近くに119番通報が
出来る人がそばにい無ければそのまま
助けを呼ぶことが出来ず息絶えてしまい
孤独死に陥ってしまうのではないかと
孤独死の現場に訪れて見ても実感する
ケースもちょくちょく出くわします。
ここを見るだけでも孤独死の発生件数が
ここ数年急増しているかがよく分かります。
では、救急車要請が次に多い原因はと
よく皆さんに尋ねると事故と答える方が
非常に多いです。
では、事故による救急車要請件数を見て見ましょう
事故で救急車を呼んだ件数は、3,331件と比較的
少なく感じます。
1日にすると9.1件県内で交通事故により
救急車が呼ばれています。
全体の6.9%でしかありません。
では急病につぐ救急車要請件数が多い原因は
一般負傷と言われる原因です。
この一般負傷の代表的な原因と言うのが
住宅内や住宅敷地内などでけがをして
救急車を要請する事です。
この一般負傷での要請件数はと言うと5,983件と
多い数字になっています。
これは全体の12,4%もの数字になります。
この数字が意味する物は何なのかと言うと
県内に住む人達の家の中が乱雑になっていて
家の中の物などにつまずいたりしてけがをして
救急車を呼ぶ人が増えていると言う事が言えます。
この一般負傷でも階段の上り下りなどで物に
つまづき階段より落ちて息絶えたと言う
実際の現場の依頼もちょくちょくあります。
青森県内での救急車要請の発生県数の
資料になります。
青森県の26年度1年間の救急車要請件数は
47,986件でした。
1日で言うと131件救急車要請が必要な
事故などが青森県で起きていると言う事に
なります。
では、毎日救急車要請の連絡が入る中で
救急車を呼ぶ原因で1番多いのは何なのでしょうか?
47,986件のなかで圧倒的に多い原因は
急病なのです。
急病が30,653件と圧倒的な数になります。
救急車要請のなんと63.8%もしめています。
いかに急病で倒れる人が多いかと言う事が
分かる資料です。
急病で体調を壊し近くに119番通報が
出来る人がそばにい無ければそのまま
助けを呼ぶことが出来ず息絶えてしまい
孤独死に陥ってしまうのではないかと
孤独死の現場に訪れて見ても実感する
ケースもちょくちょく出くわします。
ここを見るだけでも孤独死の発生件数が
ここ数年急増しているかがよく分かります。
では、救急車要請が次に多い原因はと
よく皆さんに尋ねると事故と答える方が
非常に多いです。
では、事故による救急車要請件数を見て見ましょう
事故で救急車を呼んだ件数は、3,331件と比較的
少なく感じます。
1日にすると9.1件県内で交通事故により
救急車が呼ばれています。
全体の6.9%でしかありません。
では急病につぐ救急車要請件数が多い原因は
一般負傷と言われる原因です。
この一般負傷の代表的な原因と言うのが
住宅内や住宅敷地内などでけがをして
救急車を要請する事です。
この一般負傷での要請件数はと言うと5,983件と
多い数字になっています。
これは全体の12,4%もの数字になります。
この数字が意味する物は何なのかと言うと
県内に住む人達の家の中が乱雑になっていて
家の中の物などにつまずいたりしてけがをして
救急車を呼ぶ人が増えていると言う事が言えます。
この一般負傷でも階段の上り下りなどで物に
つまづき階段より落ちて息絶えたと言う
実際の現場の依頼もちょくちょくあります。
このグラフは、内閣府が発表した
高齢者社会白書の中の高齢者の家庭内
事故でどの場所で事故が一番多い場所を
出したグラフです。
消防庁が発表している一般負傷の
家庭内でのケガと言うのと内閣府の
データと比べて見ても同じだと言う事が
分かります。
このグラフを見ると高齢者の場合でありますが
居間の事故が最も多く次いで階段での事故が
多いのがよく分かります。
ここ数日、私のブログをご覧になられたかたは
へ~なるほど~と少しは納得して頂けたのでは
ないでしょうか。
さて本日はこの辺で終わりたいと思いますが
この続きを書いてみたいと思います。
孤独死や孤立死などや自殺死や殺人現場等で
お部屋の片付け(原状回復)のご用命は
ぜひ、私共モコにご指名ください。
お見積りはどこでも無料でお伺いしております。