※写真はイメージです。

個人・故人・企業・団体などは特定されない
様に書かせていただいています。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

今回のお話は、某協会からの紹介案件での話です。

協会より見積もり依頼が入ったので対応をして欲しい
と言う電話が来た。

相談内容をメールで送ってもらい早速メールを
確認した。
すると即見積もりに来て欲しいと言うような内容の
メールだった（笑）

特殊案件のお見積もりの中で至急来て欲しいと言うような
問い合わせは多いいのですがね（笑）

メールを確認しご依頼者様にお電話をしたら今日、東京に
帰るから今から見積もりに来て欲しいと言う。

たまたま、私が動くことができたため即、対応できた。

最近は、出張も現場も詰っていますので即、対応と言うのは
なかなか難しいのですが本当にラッキーでした。

ご愛読者の皆様の中でモコを必要とする場面が来たら
即対応は控えた方がいいかな～（笑）
中々、現場や見積もりやら出張などでスケジュールも埋まって
いて今年は正月もお仕事が決まっていますので（笑）

即、メールに書かれている住所をナビに入れ向かうと
見慣れた家がある。
そう、１年前に某管理会社様からご依頼を頂いた戸建て
住宅の近くの一軒家でした。

何かこの地域にはご縁があるのかな～
な～んて思いながら問題の家の前の空き地に車を止め
ご依頼者様が到着するのを待った。

10分位待つと遠くから歩いてくる外国人の男性と日本人の
女性が来た。

あ、ご依頼者様だと思い挨拶をした。

女性の方が説明をしてくださり、この家は私の叔母が
（母親の妹）一人暮らしをしていた家です。
長らくガンを患い入退院をくりかえしていたのですが
一時退院をして自宅で療養中に亡くなり発見されたと
説明をしてくださった。

早速、住宅内を見させてもらう事になりました。
玄関を開けると何やらいい臭いがする。

ご依頼者様に聞くとあまり臭いがきついので家にあった
市販の芳香剤をまいたと話してくれた。（笑）

腐敗臭と芳香剤が混ざり何やら微妙な臭いでしたよ。

１階は台所と居間、この居間にはほとんど家財が無く
書斎には３畳ほどのスペースには壁三方が本棚に作られていて
一面本・ほん・ホン・本・本の本だらけです。

そして仏間、仏間にも本棚があり本だらけでした。
階段下の収納場所にも段ボール箱に本が大量に有り
裏庭にも段ボール箱に入れられた本が大量に有った（笑）

この本だけでダンプ２台半分があった（笑）

この本は全て資源に回されました。

そして、故人の寝室は2階という事で2階に
階段を上がるにつれ芳香剤と腐敗臭の混ざった微妙な
臭いが強くなった。

階段を上がると廊下があり右の部屋の引き戸を開けると
故人の寝室です。
故人はこの寝室の布団の中で就寝中にお亡くなりになられ
数ヶ月後に発見される。

室内は体液臭が染みつきもの凄い臭いでした。
一通り中を拝見して引き戸をしめた。

部屋を出て次の六畳間を見させてもらうとそこは衣装部屋？
と言うくらい服が大量にあった。
故人様はとてもオシャレな方なのだったのでしょうね。

服が綺麗に収納されていた。
どの服を見てもオシャレな感じの服でしたよ。

その後、隣の部屋へ向かうとそこは片付けをご自身で
されていたのでしょうね。

全体的に家財が本当に少なく整理されていた。
おそらくご自身がガンと宣告された後に体調が良い時を
見計らい家の中を少しづつ整理されていたようにも
思いますよ。

立つ鳥跡を濁さずと言う言葉が思わずこの家を見た時に
頭に浮かんだそんな現場でした。

この現場もご依頼を頂きまして現在進行中ですが
本日、最終日になります。

雨の中？時折みぞれにもなる悪天候の中ですが
天国への引っ越しのお手伝いをしてまいります。

それでは次回お会いしましょう。