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トータルプロデュース モコ ブログ

2015.10.08※さり気ない見守りの強化ご協力ください。

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今日の青森市内は鉛色の雲におおわれ

今にも雨が降りそうなそんな朝を向えています。

皆様のお住いの地域はいかがでしょうか?

さて先日、弊社協力業者様より特殊清掃の

見積り依頼のお電話が入りました。

電話でのお話をお聞きしていると

推定死後数年経過と言う情報だそうです。

 ここからは故人・地域・などの特定が

出来ない様にお話を指せて頂きます。

後日、私達は某街の警察署にて待ち合わせの

約束をしてその日は電話を切りました。

当日、警察署で待ち合わせ初めて故人様の

お身内の方とお会いしました。

なぜ、警察署で待ち合わせたのかと疑問の

方も多いと思いますが、この日が検死が

終わり事件性が無いと警察の捜査が終わり

ご遺体と部屋のカギや貴重品が返されるため

ご遺族様達も遠方より来ている事が多いため

ご遺族様達も警察署へ出向く為、時間削減する為

警察署にて待ち合わせる事が多いと言う事です。

ここで今回の事故の経緯を初めて故人様の

お兄さんからお話をお聞きする事が出来ました。

お兄さん:某街に住む男性に1本の電話がかかって

     きました。

     〇〇〇警察署の〇〇刑事と言う方から

     〇〇さんでよろしいですか?と

     〇〇さんはいきなり警察から電話が入った

     ことで気が動転したそうです。

     頭の中が真っ白になり最初は刑事さんが

     話されたことが理解できずにいたそうです。

     〇〇さんは警察より電話がきたショックで

     ただ、はい、はい、と返事をするのが

     精一杯だったとその時を思い起こして

     私に教えてくれました。
     
     弟は、30数年前に実家からいきなり駆け落ち

     同然に当時お付き合いしていた女性と姿を消し

     消息不明になったと言います。

     当時は、色々な手段で弟を探したが手がかりが

     見つけられずにいたと言います。

     もう、弟の事は忘れかけていたそんな矢先に

     警察より電話が来て弟の死を知らされたと

     いいます。

    私:しかも、死後数年経過していて一部白骨化

     していて確認も困難だと聞かされれば

     意識ももうろうとして頭の中が真っ白に

     なるのも無理はないとつくづく感じました。

お兄さん:5人兄妹のうち一番下の弟は施設に

     入っている為、今回はこれなかったが

     姉と妹と3人で孤独死に陥った弟さんの

     身柄を引き取りに来られたと言う。

     警察署にて身柄引き取りの書類を済ませ
     
     私達は、故人様が発見されたお部屋へと

     向かいました。

 

    私:某街の高層マンションの一室です。

      ご遺族様達は、怖いのでエントランスにて

      まっていると言う事なので、私はカギを

      お借りして玄関の前で合掌をしました。

      お借りした鍵で玄関を開けると

      強烈な腐敗臭が私を襲ってきました。

      玄関を見ると靴はきちんと揃えられていて

      整理整頓された感じがしました。

      挨拶をして中に入るとキッチンのかごには

      洗われた食器がきちんと置かれていて

      キッチンに乱れは有りませんでした。

      とても男性の一人暮らしの住いには

      見えなかったと言うのが第一印象です。

      トイレ兼風呂のユニットバスもカビなどの

      風呂場特有の汚れも無く綺麗な状態でした。

      居間に行くと大量の害虫がいました。

      このままの状態だと満足な見積りも出来ない為

      殺虫剤にて害虫を駆除し、見積り再開しました。

      故人様は、座椅子にもたれながら

      TVを見ていて持病の発作をおこし帰らぬ人へ

      数年間誰にも発見される事も無く自室にて

      腐敗していたと言う事です。

      故人様は、50代後半で特殊な職業の為

      人に合う必要も無い職業だった為

      数年間だれも訪問もする人もなく

      今まで発見されなかったと言います。

      故人様がお住いになっていた住居は

      気密性もよく悪臭も外へは漏れる事が

      今までなかった為に発見が遅れたと言うのも

      原因の一つではないかと推測できます。

      それと、裕福で有った為、数年間ライフラインや

      年金などの支払いは通帳より引き落とし

      されていた為に発見が遅れたのも原因の一つ

      ではないでしょうか?

      見積りが終わりご遺族様に頼まれた権利書等の

      貴重品も無事に見つかりお兄さんたちお渡し

      して今回の見積書を作成してお渡ししました。

      依頼するかしないかを弁護士や兄弟で協議して

      決めたいとお兄さんからの提案を頂いたので

      私達はその場で分かれました。

      当日、夕方にお兄さんよりお電話を頂き

      正式にご依頼を頂きました。

      後日、原状回復作業がはじまります。

実際に大都会のお話の様な事が、私達の住むこの田舎町で

起こっています。

孤独死=高齢者や孤独死=貧困者と言う

方程式はもう過去の事例です。

働き盛りの若い世代でしかも裕福な生活を

している方でも孤独死に陥ってしまうと言う

典型的な事例を皆様に今回ご紹介しました。

ぜひ、このブログを読まれ共感して頂きましたら

皆様の住む地域の「さり気ない見守り」や

「さり気ない声がけ」活動をすすんでして下さい。

他人事では無いと私は現場を目の前にして

何時も思います。

ぜひ、ご協力お願いします。

 


moco@71542.r.at-ml.jp

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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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