トータルプロデュース モコ 遺品整理と特殊清掃 トータルプロデュース モコ 
0120-978-491

トータルプロデュース モコ ブログ

2016.04.27想いが残る遺品整理のご依頼

カテゴリ:遺品整理師

0


おはようございます。

今朝の青森の朝は厚い雲におおわれ
どんより曇っています。

さて、先日私共に一本のお電話を頂きました。
そのお電話の相手は女性で、父か今年1月に
亡くなり実家に一人で住んでいたと言います。
その実家の遺品を整理して欲しいのだけど
どこまで片付けをしてくれるのか?と
言うお電話でのお話でした。

居間のテーブルには、生前父が元気だった頃に
飲みかけたコップやたばこの吸い殻などが
そのままにしてあり、つい先日まで住んで
射た様な状況だと慌てながら必死に私に
説明をしてくれました。
この話を聞いた時、私の父の時とかぶり
この方が残された遺品で途方に暮れていると言うのが
手に取る様に分かりました。

この女性が、マシンガンの様にひとしきりご実家の状況の
明が終わりました。

私が最初に伝えた言葉が「ご安心下さい」と言う言葉でした。
まずは、この女性を落ち着かせ冷静な判断が出来るように
心を落ち着かせる必要があると判断したのと
一刻も安心してほしいと言う思いから「ご安心下さい」と
言う言葉がとっさにでました。

なぜかと言うと、私が27歳の時に父が亡くなり
1年間実家を片付けることができず、居間のテーブルには
生前父が飲みかけた湯飲みやたばこの吸い殻など
この女性が説明してくれた事とまったく同じ光景を
21年前に経験していたからです。

私の場合は、実家を借りたいと言う人が現れ
渋々遺品整理をして大失敗してしまった経験が
あるので、この電話の女性には私と同じ過ちをして欲しくない
と言う思いがありました。

ご実家の状況はお蔭さまで詳しく説明して頂いたので
分かりました。
ご実家を解体できる状況になればいいと言うのが
ご依頼者様のご要望です。

私共のもっとも得意としている仕事ですので
ご安心下さい。とお伝えすると安心されたのか
慌てた話口調から一変して今度は落ち着きのある
口調で会話を始めてくれ私もホッとしました。

話の中で、父はお洒落な人で新品のスーツが沢山や
服が所せましとなどキーワードが沢山出てきたので
落ち着いた口調になって来た時に私は相手の女性の方に
キーワードを一つ一つ詳しく質問をし始めました。

お電話の女性は、亡くなられたお父さんの娘さんと
いう事で、亡くなる5年前から同市内に住むこの
娘さんの家に同居していたと言います。

ご実家の中は、お父さんが住んでいた頃のままに
していて好きな時に帰って来て、時折気が向くと
数日間滞在したりしていたと言います。

とにかく物が多くて多くて娘さんご夫婦で最初は
片付けようと思い始めたのだがすぐ断念したといいます。

お電話だけのお話だけだとお見積りは出せないので
現場を直接見させていただき費用はいくらかかるのか
また、作業日数は何日必要なのかなどなど詳しく
お話をしたいと告げると、急なのだが本日の午後だと
時間にゆとりがあるので見積りをして欲しいと
言われ時間調整をしてお見積りの場所に向かう
お約束をして電話を切りました。

待ち合わせの時間にご夫婦でお越しいただき早速
ご実家の中にお邪魔しました。

入ると5年間空き家状態ではあったが放置された
カビ臭さもほとんど無く電話で聞いていた様に
つい最近まで人が住んでいた様な感じのご実家でした。
お電話で聞いたような状況がそのままで家財の多いと
強く訴えていたのがよく分かりました。

一番家財の中で多いのが衣類です。
この衣類の量は、おそらく私が遺品整理を始めて約10年に
なりますが1番多いと感じました。

そこで衣類を処分するだけでも処分料も半端じゃないので
衣類の9割以上をリサイクル(サーマル燃料)と
リユース(寄付)とオークション(販売)の種類別の
費用軽減のご提案させて頂きました。

ここ提案によりごみの減量化に繋がり処分費の節約
にもなり遺品整理での費用が軽減します。

次に多かったのが書籍です。
居間に造り付けの大きな本棚があり中には、
懐かしいブリタニカや色々な書籍が綺麗に
整頓されてありました。

整理整頓されているので数多くは感じませんが
今までの経験上では、2トン近くの重さはあります。
この書籍もゴミにしてしまうと処分料だけでも
半端じゃないので書籍もリサイクルとオークションに
仕分けをする事で遺品整理の費用の軽減を提案しました。

今度は、鉄ものリサイクルです。
この鉄と言うのもバカになら無いのです。
多くの自治体の処分場では、ごみの処分費用の多くが
重さで料金が決められます。

鉄と言うと小さなものでも重い物は沢山あります。
小さくても処分費用は高いと言うものはこの鉄製品に
非常に多いのです。
例えば、台所の鍋や釜・スプーンやフォークやナイフなど
乾山に文鎮など、どこのご家庭にもあります。
また、健康器具や物干しやハンガーやはさみなどの小物も
捨てればごみですが分ければ資源に変わります。

遺品整理の時に、私共では全て細かく分別をして
少しでもご遺族様にかかるご負担を軽減出来ればと
言う思いと整理を通じて環境保護や資源の有効利用が
出来れば故人様やご遺族様も環境に貢献できお財布ににも
優しい遺品整理ができればと言う思いから始めています。

また、この様に細かく提案してただ捨てるのではなく
しっかりと仕分けて「処分品」「リサイクル品」
「サーマル品」「リユース品」「オークション品」と

5段階に仕分け整理をすると提案させて頂きました。
同市内のご自宅のご住所を教えて頂き時間を改め
お見積り書を作成しお届けすると言うお約束をして
その場を後にしました。

お見積り書を作り約束の時間にお宅にお伺いすると
閑静な新興住宅地のなかの大きな新しいお家がありました。
その大きな新しいあしゃれな家がお客様のお宅でした。

中に入るとお城の様なお宅で見るもの全てビックリでした。
居間入るとねこちゃん達がお出迎えしてくれました。
 

このねこちゃん達は兄妹で仲良しだと言います。
私達がお邪魔している間、ず~っと写真の状態でした。

さて、話は変わります^^

お見積り書をお渡し、工期日程や詳しい料金などの
説明を指せて頂きました。

色々な会社より見積りを取ったらしいのですが
ここまで細かくリサイクルやリユースなど
提案してくれる会社はなかったと話してくれました。
衣類の「サーマル燃料」は初めてお聞きになったみたいで
父が生前愛して着ていた服がエネルギーに代わり
青森の人々に役に立つのなっら是非そうしてほしいと

もっともっと長生きしてほしかった~本当に(いたわしい)と
娘さんが言っていたのがとても印象深かったです。

※(いたわしい)津軽弁でもったいないと言う意味で使われます。

お蔭さまでこちらのお父さんの家の遺品整理と解体作業の
ご依頼を頂きました。

ゴールデンウィーク後初のお仕事になります。
スタッフ一同、お父様の天国への引っ越しを心をこめて
お手伝いさせて頂きます。


モコの遺品整理は、ただ処分するだけの遺品整理ではありません。
リユースできる遺品はリユースし、リサイクルする遺品は
リサイクルし、サーマル燃料にできる遺品はサーマル燃料へ回し
少ない資源を有効活用し、次の世代にこの地球を渡す
お手伝いを片付けを通して応援しています。

お家の片付けや物置の片付けまで大小関わらず
ご相談下さい。
どんな片付けやお掃除でもできない物はありません^^
ぜひ一度、私共をご指名ください。
お電話・メールお待ちしています。
 


青森県 ブログランキングへ


秋田県 ブログランキングへ


汚部屋・ごみ屋敷 ブログランキングへ

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 青森(市)情報へ
にほんブログ村

コメント


お名前
パスワード
コメント
認証コード

※画像の中の数字を半角で入力してください
この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

カテゴリ

バックナンバー

ページのトップへ戻る
お問い合わせ