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2016.04.29ごみの適正な処理方法って本当に難しい

カテゴリ:遺品整理師

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おはようございます。


さて、今日のブログはごみの処理について
法律の矛盾が入り混じり中々先に進まないと
言うテーマで書きたいと思います。

さっぱり意味不明と言われる方も少なくないでしょうね。
私共は、ご存じの通り遺品整理業を営んでいます。

ご遺族様に代わり部屋中や家丸ごと中の家財を処分
して欲しいと依頼され供養品や処分品など
大雑把に説明をしましたがこの様に仕分けをして
不要な家財道具は、行政の処分場に頼み焼却処分や
埋め立て処分をしてもらっていますが、ここからが
今回のテーマになります。

 


どこの地域や地区にも、ごみカレンダーと言うものを
行政が発行していると思いますが皆さんご存知でしょうか?

何曜日に燃えるゴミを出すとか燃えないごみは何曜日など
書いてあるやつですが、その裏に市や町や村では
処分が出来ないごみと言うのが書かれているのを
見た事がありますか?

このごみの処分には、一般廃棄物処理と産業廃棄物処理の
二つの処理方法が実はあります。

一般廃棄物と言うのは、簡単に言うと一般家庭から出される
ごみを処理する方法で行政が管理運営を任されています。

この一般廃棄物処理には、事業系一般廃棄の2つに分けられます。
この事業系に当てはまるのは、会社、飲食店、商店、病院、農業
漁業等に伴って排出される廃棄物となっています。

簡単にいうと、商売でたごみはごみステーションなどの
集積場に置いてはいけなく、法律により自らの責任で適正に
処理する事が義務付けられています。

産業廃棄物処理と言うのは、事業活動により生じる燃えがら,
汚泥,廃油,廃酸,廃アルカリ,廃プラスチック類その他の廃棄物。
なのですが分かりましたか?ね。要するに一般家庭からでたごみは
一般廃棄物法に則って処理をしなければなら無いのですが、処分場の
都合で一般家庭から出たごみでも一般廃棄物では処理ができない物が
あるのです。

あ~頭がごちゃごちゃになってきましたね。
ちょっと整理をします。

遺品整理の中で出てくるごみの中で、車のタイヤ、ペンキの一斗缶や
シンナー缶、ガスボンベ、殺虫剤、廃油、廃材、農機具、農薬など
まだまだあるのですが、遺品整理をしているとこの様な物は
物置や小屋から必ずと言っていいほど出てきます。
皆さんのお家にも一つぐらいはありませんか?

実は上記の品目は、ある自治体の一般廃棄物処分場では
処理が出来ないものの分類に入っています。

※一般の住宅より出たごみなのに!処理場の都合で処理ができない、

この処理ができ無いごみはどうするのかと言うと
産業廃棄物として処理しているのが現状なのです。

言ってる意味が分かりますか?^^
ここがごみ処理の矛盾なのですね。
一般の家庭から出たごみは自治体の処分場で処理しなければ
なら無いと法律により義務付けられていますが実際は
産業廃棄物で処理しなければなら無いのです。

今までは、一般廃棄物収集運搬業者さんに産廃扱いで
ごみを処理して頂いていました。
ただ、中間手数料やら処分費用で高くて高くて
なので、一般家庭からでたごみでも処理でき無い
ごみが毎年、毎年と言っていいほど増えてきているので
産業廃棄物処理業者さんと取引を結びたいと思っていた
矢先になんと相手様(産廃処理業者)からオファーがありました。

や~あこの時は、ビックリと言うか何と言うかでしたね。
産廃を管理しているお役所へ契約しても問題は無いか
お伺いを立てたところ、遺品整理に伴う廃棄物は一廃
(一廃廃棄物)の扱いになるので産廃処理は出来ないと
回答が返ってきた。

と産廃業者の営業マンが電話をくれ私に教えてくれました。

私はごみカレンダーの裏の話をしても担当者は納得しなかった。
ごみの処理のプロのお役所が、一廃で処理できないゴミがある
ことすら知らないと言うのは不思議でなら無いと話していた。

本当に仕事をしているのかが不安に思う。
この担当者の回答がはっきりしないので
産廃業者との取引が今中断しています。

みなさんお分かりになりましたか?
書いてる私ですら頭の中がごちゃごちゃになりそうです。
ごみの適正処理って大変ですよね~
お役所さんは、適正処理しろと指導しますが
適正に処理をしようと適正な手続きをとると
利権問題なのかものすご~いハードルが高く
乗り越えられなくてストップをかけられる。

こんなんだからいつまでたっても不法投棄がなくなら無い
のではないだろうか?
適正に捨てたくても捨てれないごみが溜まり
しまいには山や川や海に捨ててしまうのでは
ないでしょうか?

法律上は、環境省の管轄なのですが、産廃は都道府県が定めていて
一廃は市町村が定めているのです。
このごみ処理に都道府県と市町村の垣根を無くさない限り
このごみ問題は一生なくなら無いと思う。

一般家庭から出る産廃処理するごみはこの先どうなるのでしょうね?
ちなみに来年の11月からは蛍光灯の蛍光管(電球)一般のごみでも
捨てられなくなるのご存知でしたか?

東日本には、北海道の業者一社と宮城の業者一社しか蛍光灯の蛍光管の
処理ができなくなるそうです。

ごみカレンダーの裏の処理できない項目に入る事になるかもよ。
この話は、産廃業者担当者さんから仕入れた情報でした。

このごみを捨てると言う行為は、本当に難しい
この法律をしっかり学んでおかないと廃棄物法違反で
摘発されます。
とても怖~い法律が、このごみの廃棄物法なのですよ。

皆さんがちょくちょく利用される県外のごみ積み放題
格安とうたっている業者はもしかすると違法業者かも
何が違法かって・・・・・・・これは次回のブログネタに^^

ごみ処理は本当にめんどくさい!!
早く答えをだしてくれ~^^
かちゃくちゃない1日でした。かちゃくちゃない=めんどくさい(津軽弁)

こんな事に負けづにモコさんでは、小さな物置の片付けから
一部屋だけの片付けや一軒丸ごとのお片付けまで
どんな片付けでも致します。
一廃処理から産廃処理のごみまで^^
依頼して収集運搬してもらいます^^
何なりとご相談してください。
遺品整理士がプロのお片付けを提案します。
 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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