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2016.07.27世の中

カテゴリ:花輪智歌子のブログ

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今朝のニュースで皆さんの凍り付いた事と思います。
利用者さんにとって、一番頼りにしているであろう支援員が
凶行に及んだニュースです。
他人事ではない感じでニュースを見ていました。

私どもの次女はまさにその「知的障害者施設の支援員」なんです。
朝番といえば、朝4時には起きて5時頃には
暑い夏も吹雪の冬も出社していきます。
もちろん夜勤もあり、利用者さんが体調を崩したりしていれば
眠れないまま勤務を終える事もあるようです。
しかし、「利用者さんて、かわいいんだよ」とか話しています。

我が娘ながら、よくやっていると感心しています。
もちろん経営者様や上司の方々にとっては
至らない点は多いと思いますが・・・


その次女が、このあってはならないニュースをみて
私に言いました。
「利用者さんは支援員を覚えているんだよ。
辞めてこなくなると「●●さんこないの?」って聞いてくるんだよ
だからさ、もしかすと来なくなった支援員が来たから
うれしくて、●●さんだ~ってニコニコして近寄って行った人もいるかも・・・
そんな利用者さんを・・・って考えると・・・
それにね、利用者さんって痛みに強いんだよね
だから何が起こったのかわからないままの人もいたかも・・・」

支援員ならではの視点だと思いました。

未明の事件とはいえ、そういう利用者さんもいたかもしれないと
想像したら、怒りがこみ上げてきました。

生きたくても病気で生きられない人
生きたかったのに、災害に巻き込まれた人

知的障害とはいうものの、
体の成長に心と知識が追いついていないだけなのではないかと
私は感じています。

五体満足にうまれ、普通に育ち、それなりに生活ができて・・・

それで不満ばかりを口にして
義務を果たさず、権利ばかりを振りかざす

いったいどうなってるんでしょうね

それを寛容する、良しとする世の中や人に逆に疑問を感じます。

疑問を感じる私に疑問を持つ人もいるんでしょうね・・・

人として、この世に生を受け
生かして頂いている以上、
「ぶれない」で生きていきたいものです。

頑張っているかどうか、努力しているかどうかは
自分が判断する事ではなく
人さまが判断してくださるものと
親から教えられました。

亡き母は私によく言いました。
「水は低いところへ流れてくるもの」だと・・・
肝に銘じて生きていきたいものです。
 


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この記事の担当:花輪 智歌子

特定遺品整理士・特殊清掃士としての責務・品格をしっかり全うしていきたいと思っています。
仕事には妥協は許されないと考えています。
自然葬アドバイザー・身上監護アドバイザー・少額短期保険募集人の資格も取得しております。

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