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2016.12.02夕方や夜間の緊急お見積り依頼

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今朝の青森市の朝は昨夜から風が強いです。
雪も多少は降ったみたいですが風で飛ばされています。

昨日は雨が強く降り今日の天気はまさに雨がえしと
言う天気です。

移動の際は十分に気を付けたいと思います。

さて、昨日と一昨日は2日続けて夜間や夕方からの
急なお見積り依頼を頂き急遽現場に行くと言う事が
続いています。

最近は、日も暮れるのも早くなり夕方の4時も
過ぎれば薄暗くなり始めます。
外にいても薄暗く感じるので屋内ですと
明かりを付けなければうす暗いと言った状態です。

もう、5時を過ぎればあたりは暗くなりと言った感じです。
最近、この5時を過ぎてからのお見積りのご依頼も
なぜか増えてきています。

お部屋に電気が通電されている現場のお見積りですと
何ら問題はなく昼間のお見積り依頼時とほぼ変わらず
見積もり作業をする事ができます。

問題は、孤独死やごみ部屋などの発見が遅れ
ライフラインを止められたお部屋のお見積り時が
真っ暗でスポットライトを手に持ち頭電気を装着し

あ、昔で言うなら川口探検隊の方々が洞窟を探検する際に
使っていた様な装備ですが、今はLEDライトが主流なので
おそらくその当時のスポットライトより明るいかと思います。

また、問題は通電されてない、電気が止められている
部屋やのお見積りが非常に危険です。
何が危険なのか?
まず、足元が暗いとよく見えないと言う危険です。
足元が見えないとなぜ危険なのか?
整理整頓されたお部屋なら多少暗くて足元が
見えなくても手探りで前に進む事も可能でしょうが
もし、そこがごみ部屋やご遺体が長く放置された
この様な部屋ならどうでしょう?

 

玄関を開けた瞬間からこの様な状態の場所が
ほとんどなのです。
これでも明るい昼間にこの写真の現場はお見積りに
伺いましたが、奥の仏間は日陰で部屋の中は真っ暗で
何も見えない状況でした。

部屋にはガラスが割れた破片が散乱していたり
散乱しているガラス片をふんでしまえば
いくら靴を履いていても大けがのもとにつながります。

こんな感じで夜間のお見積り時は、泥棒じゃないですが
ぬきあし、さしあし、しのびあしの様な感じで
一歩、一歩足元を照らしながら前に進みお見積りを
しています。

問題は、孤独死や自殺死などでご遺体の発見が遅れた
お部屋の夜間のお見積り時です。

ご遺体の倒れていた部屋が通電されていれば
何も問題は無いのですが、通電されてないと
足元が見えないしはっきり分からないと言うのが
非常に問題なのです。

何が問題なのかと言うと、床に染みだした血液ですと
色が濃いので多少薄暗くてもよいのですが、
体液などの比較的色の薄いものの上に間違って
踏んでしまうことです。

常々私は現場では足元を注意して歩きなさいと
スタッフ全員に注意させています。

なぜ、足元を注意しながら歩かなければならないのか
血液などの色の濃い場所はみんな踏まない様に
気を付け歩くのですが、体液のような比較的分かりにくい
物には気を付けず体液の上を歩いてしまうのです。

体液の上を歩くのが何が悪いのか?と言う事なのですが
足の裏に着いた体液(臭い)をその足のまま歩くと言うことは
ジュータンや畳やフローリングに新たに臭いの元を付けて
回っている様なもので消臭作業では無意味なのです。

消臭をやってもやっても臭いが取れない原因の一つに
作業員の足の裏が臭いからだと言うのが原因の一つ
でもあるのです。

なので、私は夜間のお見積り時には特に慎重に足元を照らし
歩くように心がけています。

ここ数日のお見積りは夜間の孤独死現場のお見積りは
入っていません。
寒くなってきましたので灯油が買えず暖を取る事もできず
自室で凍死される方もそろそろ出てくる季節になりました。

先日の現場は、死後数日でご友人の方に発見されされた
故人様もいました。

即、発見されれば問題ないと言う言葉は語弊がありますが
まだ、私から言うと不幸中の幸いでは無かったかと思います。
私共モコでは、急なお見積り依頼にも対応出来るように
何時も出動準備は整っています。

現地にて即正式なお見積書やご契約書を作成出来る
機器を営業車に備えています。

夜間の緊急お見積りも月末や年末近くなると増えてきています。
緊急を要する時はいつでもご相談下さい。
夜間のお見積りにも対応しています。

魔の1日も過ぎました。
今月も自室にてお亡くなりになられた方が続々と
各地域で発見されています。
ブログをご覧のみな様にご協力のお願いです。
ご自身の住む家の周りの向こう三軒両隣の
さり気ない見守り活動にご協力お願いします。

見守り活動は、一件無駄なような気がする方も
多いのでしょうが、見守りをしているといつの間にか
自身が地域に見守られています。
最終的には、自身の身の安全にもつながります。

安心して住み慣れた地域に最後まで住める環境作りは
行政が作るのではなく住んでいる住人一人一人の
手で作られると思っています。
説教時見ましたすみません^^

さ~て、今日はとんでもない方が来社いたします。
もう数日前からドキドキもんです。
さて、準備して来社をお待ちしたいと思います。

皆さんも誰が来るの~って気になりますよね^^
超大物、とてもビックな方です。とだけ今はお伝えします^^

それでは、また明日、当ブログでお会いいたしましょう^^
 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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