トータルプロデュース モコ ブログ
2016.12.21空き家の雪囲い作業始まる
カテゴリ:空き家管理サービス
おはようございます。
今朝の青森市の朝の積雪は0cmです。
この間降り積もった雪も大夫解け
道路には寄せ雪だけが残っている様な状態です。
ただ、住宅地の日当たりの悪い道路には
雪が残り朝夕には解けた雪が氷になり
非常に滑りやすくなっていますので
お出かけの際には足元にご注意ください。
さて、昨日は1年に1回の私の体の検査に
行ってまいりましら。
無事、問題ないと言うことでした。
ほっと一安心です。
さて、今日からはじまります。
空き家の雪囲い作業です。
雪国の方ならあ~そうか!!とピ~ンと
くるのでしょうが、雪国で生活をされてない方ですと
空き家の雪囲い?
何を囲うのか?と思うでしょうね。
毎日のブログに今朝の積雪の深さや累積積雪量を
毎日書いているのはご存知の通りだと思います。
前にも書きましたが10万人以上の都市では、世界一
雪が多く降る都市がここ青森市なのですが、
ワンシーズンで降る雪の量が5m前後降ります。
そのうち、解けずに積もるのが1m50~2m前後は
積もり春まで残ります。
かりに、1m50cmが解けずに積もっていたとすると
空き家の場合では一体どうなると思いますか?
少し想像してみてください。
敷地内には雪が積もり1m50cm積もると
皆様の住いでしたらどんな障害が出ます?
まずは、玄関のドアが外に開くドアでしたら
玄関のドアは開きませんね^^
家から出る事が困難になりませんか?
なのでここ青森では、屋根から落ちてきた雪で
玄関の扉が開かなくなり119番通報して
レスキューされる事故が度々あります。
周りのサッシ窓も大部分が雪で隠れ開きにくかったり
開かなくなる支障が出ます。
もうお分かりですね。
空き家の雪囲いとは、サッシ窓のガラスが雪で破損など
しない様にする事などを雪囲いと言います。
雪で被害?あんな柔らかな雪で破損と疑問に思う
方も少なくないでしょうね。
この雪の重みで家が倒壊するなんてことも
ここ青森では珍しい事ではありません。
例えば、数年前ですが繁華街に建っていたつぶれた
パチンコ屋さんの空屋となった建物が雪の重みで
倒壊したと言う事故が有名です。
老朽化が原因ではありますが雪の重みで住宅が
耐えられなくなり倒壊しました。
倒壊した時は昼間でこのパチンコ屋さんの建物の
前がバス停で沢山の利用者がバスを待っていて
惨事には至らなかったのが不幸中の幸いでした。
こんな様な事故があちらこちらにおきる危険性が
あるのです。
あのフワフワの雪がなぜそんなに重いのか?
降ったばかりの雪は水分も少なく軽いのですが
降り積った雪は解けたり凍ったりを繰り返します。
水分の少ない時の雪自体の重量はさほどありませんが
雪が解け水分を含んだ雪は重くなります。
屋根の上に水が沢山溜まっている状態と同じなので
普通の住宅の屋根ですと1~2トンの重さの雪が
屋根の上に積もっている事になります。
凍って固い雪が暖気(暖かい日)の時などに屋根から
落ちて来てサッシ窓のガラスに当たりガラスの破損事故が
おきるのです。
ピ~ンときますか?
窓ガラスを補強しておかないと積もった雪の上に
凍った固い雪が屋根から落ちてきてガラスに当たると
いう事です。
ちなみに私共が管理していた空き家ですが
雪捨て場がない地域ですとこの様に近隣の方が
空き家だと思うと敷地内に雪を捨てられて
た結果と降り積もった雪で玄関まえが雪で隠れ
一階部分が雪に埋もれている状態になります。
こうなるとガラスの破損で済めば被害が軽い方で
屋根の軒が雪の重みで折れたり屋根がぬけたりします。
実際に数年放置された空き家の写真です。
雪でガラスが割れ家の中に雪や雨水がはいり
家が腐ってしまっていました。
この住宅は、私共にご依頼をいただき家財を整理し
私共の協力店により解体され今は更地になり売買され
新しい住人により家が建てられ住まわれています。
別な住宅では、外見は問題なかったのですが
住宅内に入ると、一階の和室の屋根が雪の重みで
穴が開き家中がずぶ濡れになりカビが生え
床も腐り抜け落ちていました。
この住宅も家財の整理をして私共の協力店により
解体して更地にして売買されています。
せっかくの財産がこうなると負の財産になります。
空き家の雪囲いや屋根の雪下ろしがいかに大事なのかと
いう事が少しは分かっていただけただろうか?
お金をかけたくない、と言う思いはよ~く分かるのですが
かけたくない、かけたくないで最悪は住宅を解体すると言う
莫大な費用がかかると言う人も沢山見ています。
もし、当ブログをご覧のみな様の中で実家が雪国にあり
空き家でしたらご注意ください!!
脅かすわけではありませんが、どの家も上の写真の様な
危険性はあります。
放置空き家ですとリスクがあがります。
先の事を考え余計な出費を出したくないと言う方が
空き家の雪囲いや屋根の雪下ろしをします。
また、空き家の管理を依頼するのです。
法律が改正され空き家対策措置法ができてから
全国では沢山の放置空き家が認定されています。
放置されていると行政から目を付けられない為にも
しっかり管理が必要です。
どの様な管理が必要なのかはまた後日書きたいと
思います。
こんな感じの雪囲いができれば大雪が降り
雪が積もったり屋根からの固い氷や雪が落ちて
来てもガラスの破損はまずありません。
今日はこの横の木をはめる作業を空き家で
ご依頼頂いている住宅に作業に行って来ます。
この作業を終えると毎年ですが、今年も終わりだな~と
実感します。
さ~て準備してそろそろ出かけます。
それではまた明日、当ブログでお会いいたしましょう^^