トータルプロデュース モコ ブログ
2016.12.23熟成3年ものようやくできあがりました。
カテゴリ:日々の出来事
おはようございます。
今朝の青森市の朝の積雪は0cmです。
雪と言うより昨夜は強い雨が降りました。
真冬に雨先週もそうでしたが雨がいしがおきるそうで
明日は県内は大荒れの天気になる予報です。
さて、昨日は協力店の社長様に久しぶりにお会いしに
行って参りました。
こちらの協力店様は、分かりやすく言うと廃棄物収集運搬業社さんです。
私共が遺品整理のご依頼をいただき処分する廃棄物の収集運搬を
いている会社さんです。
主に旧南津軽群一体の収集運搬を頼んでいます。
こちらの協力店さんももう長いお付き合いで私共が独立した
時よりのお付き合いになります。
こちらの会社は廃棄物収集運搬業を生業にしていますが
※収集運搬業=ごみ屋と言う良い方をこれからしますが
けして見下した言い方ではありませんので誤解なさらぬように
ごみ屋がただごみを運ぶ運び屋だけならこの先生き残れないと
いうのがここの社長さんの基本的な考えで、本業を生かした
ゼロミッションを行っている企業でもあります。
ゼロミッションてなに?
と言う方も多いかも知れませんね。
ゼロミッションとは
廃棄物として捨てられているものを有効活用することによって
廃棄物の発生量を減らしす活動と簡単ではありますが
ここでは書いておきます。
工場や倉庫の壁などによくISO140001と書かれているのを
見た事はないでしょうか?
最近では、普及や埋立て処分費用の高騰に伴い、
事業所や工場のゼロ・エミッションに取り組む企業が増加しているのです。
私共の協力店も今年の3回 食品産業 もったいない賞を受賞して
農水大臣賞をいただきました。
どの様な取り組みなのかと言うと
コンビニやスーパーや商店などからでたまだ食べられるお弁当や食品や
野菜などをごみとして処分するのではなく回収して家畜のえさを加工して
作ります。
作った餌を今度は自社で飼育している豚に餌として与え育てています。
その豚が出した糞をたい肥として加工して今度は障害者を雇い
畑でネギを育てています。
ネギと言うのはまっすぐ育てるのが非常に難しいらしく
素人には中々上手くまっすぐに育たないらしく
「曲がりネギ」と言うネーミングで市内のラーメン屋さんに
販売しているそうです。
また、育てた豚は食肉として例えば、青森マルシェなどで
レトロポークと言うネーミングで販売されています。
大鰐自然村のレトロポークと言うのをどこかで見た事が有る
方もいるかと思います。^^
そして、そこで育った豚もモモが生ハム塾の生ハムになるのです。
今回のブログは、このレトロポークのモモ肉を使い自然の風だけを
利用し乾燥させた方法のハモンセラーノの生ハムを3年前に
私共家族が塾に参加して仕込んだ生ハムがようやく完成して
昨日ついでにもってきました。
この茶色い部分は酸化した油なので
この油は食べても美味しくないので切り落として
残念ながら捨てます。
この赤身のお肉が私達がスーパーやお肉屋さんなどで
買って食べる生ハムなのです。
買ってくるハムはうす~く切られていて値段も高価で
ちょくちょく買って食べられないのですが
今年は、大盤振る舞いで食せます^^
でも、肉をただつるして干すだけで腐らないのか?と
ご心配する方もいますが、生肉の時にはじめに血抜き作業をします。
この血抜き作業が上手くできなく肉の血管の中に血が残っていると
腐敗の原因になります。
なので動脈にそって血抜き作業をしかり行います。
その後、大量の塩で塩漬け作業をしてから陰干しをするのです。
写真をご覧頂き、左側に干されているモモ肉は
まだ白いですよね。
あれが干されてまだ日の浅いモモ肉です。
右に行く次第に黄色く色付いています。
段々と熟成されると共に色が付きます。
また、防腐剤や添加物を一切使わずに作る生ハムです。
また、生ハム作りの建物も、大鰐町第三小学校と言う
学校が廃校になっていてその廃校を利用して生ハム塾は
この木造の廃校になった学校を再利用しています。
この生ハムがぶら下がっている教室は元は
音楽室ですよ^^
校社が古いので冬はめちゃめちゃ寒い^^
昨日も底冷えして足元が冷える冷える^^
この様な場所だからこそ美味しい生ハムが
できるのでしょうね。
皆様もぜひ体験して見てはいかがでしょうか?
生ハム塾は11月からの冬の時期だけ開校です。
春になったら行ってみるか~だともう終わっていますよ^^
ここ大鰐町の生ハム塾に日本全国から人が集まり
体験していますよ。
ぶら下がっている生ハムのプレートを見ると北海道から始まり
宮城だ東京だ神戸だと名前と住所が書かれたプレートがぶら下がっていましたよ^^
レトロポークで検索やおおわに自然村で検索されても
連絡先がわかります。
私は、3年熟成させましたが通常は2年後に手元に生ハムが届きます。
面白く美味しい体験を一度してみてはいかがでしょうか?
食のありがたみがよく分かる体験です。
さ~てそろそろ準備して出発いたします。
では、また、明日当ブログでお会いいたしましょう^^