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2017.03.27介助整理のご依頼

カテゴリ:生前整理

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おはようございます。
今朝の青森市の朝も昨日と引き続きどんより曇っています。
天気予報によるとこれから雨が降る予報です。

さて、先日、某街の在宅介護センター様より在宅介護をしている
利用者様宅のお部屋の片付けのお見積り依頼を頂きまして
見積りに行って参りました。

前日に住宅地とカーナビで下調べ(住宅の場所)をしてもう
完ぺきと思い当日を迎えました。
とある学校のグラウンドのそばで地元でも有名な狭い道沿いに
ご自宅があったのですが、前日に調べて置いたので楽勝と
訪問するとおなじ名字のお宅でしたが間違っていて
間違って訪問したお宅の横の細い道を降りて行った奥の
家だと分かり急遽、学校わきまで行くと道も広くなるので
その広くなった場所に車を置き狭い急な舗装されていない
道を歩いて降りて行きました。

依頼を頂いたらこの急な狭い道をごみを持って何十回も
上り下りしないといけないな~と思いながら歩いて降りて行きました。

ご依頼の有った住宅は築5~60年は立っている様な住宅で
私が子供の頃に住んでいた家にどことなく似ている様な建物でした。
玄関の引き戸も滑りが悪く引っかかりながら玄関を開けると
何とも言えない臭いが玄関からしていました。

玄関を開けると支援員さんが出迎えてくれ中に通してくれました。
今に通され部屋の中を見た瞬間にピ~ンと来て全てを理解できた。
ここに住む女性がおそらく認知症を患い片付けが出来なくなった
のだな~と思いながらも名刺とパンフレットを渡し挨拶をしました。

するとソファーに男性が座っていて挨拶をすると支援員さんが
紹介してくれここの家に住む女性のお兄さんだと言う事が
分かりました。

この女性は3人兄妹で末っ子が今回のご依頼者様だと言う事が
分かりました。
支援員さんを通して依頼の意向を聞くと私達が話している
今いる場所が居間で居間の足場も無い程のごみの撤去と
台所にもごみが散らかり放題なのでその台所のごみの撤去と
せめて2階の寝室ももの凄く不衛生なので
2階のごみの撤去と清掃と支援員さんは考えていたみたいでしたが
利用者さんが2階の寝室はどうしてもいやだと「強く」拒否した為
話を変えて台所と居間の掃除を中心に話をしてきました。

ごみが多くこの寒い時期でもネズミが出てきてごみをちらかす。
電気の線やストーブの配管もネズミにかじられ大変な事に
なった事があるとこの家に住む女性が話してくれました。

居間の床は板の間でイグサの引きものを敷いているのだが
ネズミが全部かじりボロボロにしてしまうと話してくれた。
このネズミが原因で怖い、早く施設に入りたいとこの家に
住む女性は話していた。

施設に早く入るから片付けも不要だと話しているが
この女性が年金で入れる施設は満床で入れるようになったと
しても何年も先の話なのですが中々理解出来ていない見たいでした。

支援員さんが分かりやすく理解出来るように何回も何回も
繰り返し話して今回の片付ける話もまとまったのだな~と
支援員さんとこの家に住む女性とのやり取りで状況を把握
する事ができました。

支援員さんの努力を無駄にならないようにせめて
居間と台所を清潔な環境に戻してあげる事に専念して
綺麗になればきっとあそこもここもと言うようになるので
当日、この家に住む女性に指示してもらいながら必要品と
不用品の仕分け処分と掃除をしたいと思います。

居間も台所もネズミのオシッコの臭いがぷんぷんして
もう少し暖かくなったら鼻が曲るくらい臭くなる。
まだ、寒いこの時期に清掃しておけば環境も改善できるのではと
支援員さんも考えてコツコツと女性を説得したのだと思います。

話を進めるとご座もボロボロでいやだからジュータンを敷きたいと
いう事になりました。
これは良い兆候だと私は思いました。
当日、段々自分の住んでいる家が綺麗になって行けば
欲が出てくる事を期待したいと密かに思いなだら
ジュータンの色を決め当日までに私が買に行ってくることを
約束しました。

見積書もその場にて提出してご依頼者さまよりご依頼を頂き
今週後半にこの家の介助整理をしたいと思います。

後に支援員さんからお聞きしたらまだ施設への申し込みは
していないと言うことでした。
本人にも何回も話しているが理解出来ていないみたいだと
言います。

この支援員さんは20代の青年で今風に言うとイケメン支援員さんで
え~こんなに若くカッコいい子が支援員なんだ~とビックリしました。
ほんと、彼にもこの先苦難な事があっても歯を食いしばり頑張って
在宅の支援と言うとても大切な仕事を続けてもらいたいと切に思った。

彼のためにも(支援員)当日は最高の介助整理をしたいと思った
日でした。

さ~て、今日はこの辺で終わりたいと思います。
それではへばな~^^
 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
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