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2017.04.10独居高齢者の特殊清掃はじまる

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今朝の青森市の朝の空模様は青空が広がり
朝から日差しが照り付け気持ちの良い朝を向えています。
皆さんのお住いの地域の空はどんな空模様の朝ですか?

さて、今日からまた新しい週が始まります。
今日から私共のスケジュールは、
独居高齢女性宅の特殊清掃がはじまります。
この女性がお住いになっていたのは賃貸住宅の1階の集合住宅です。

先日、この女性のご兄妹様からご要望を頂き
一緒にこのお部屋に入室しご兄妹様が
最後のお別れにつき添って参りました。

元気なころとは大違いのお部屋の様子にショックを受けた
身内の方が部屋の臭いもあり体調を悪くし早々に
ひき上げたと言う事もあったので
今日は、ご兄妹様より頼まれた貴重品の捜索を兼ねての
特殊清掃(原状回復)になります。

故人様が倒れお亡くなりになられていた場所は、今兼寝室の
六畳の和室の部屋です。
布団は万年床にはなっていない為、おそらく日中の時間帯か
または布団をひき就寝する前の時間帯に倒れ
こと切れたと思われます。
なぜかと言うと六畳和室には布団がひかれていないからです。

この住宅は1DKのアパートで灯油ストーブと電気ストーブが
置かれていました。
お亡くなりになられた時期が真冬の1月半ばから2月初めの
真冬に自室で体調を壊しお亡くなりになり、
故人の姿が見えない事に不審に思った身内の方が訪問し
異変にきずき警察に連絡をして発見されたと聞きます。

死後推定2ヶ月後に発見され今日に至ったと言う経緯があります。
アパートの住人の方もこの事故の事も知っている方も多い
現場でもあります。

石油ストーブはファンヒーター式なのでおそらく3時間タイマーで
消えたと思いますが、電気ストーブはタイマーがない為
発見されるまで暖房が付きっぱなしだったため、ご遺体の腐敗が進み
和室の部屋でお亡くなりになられていたと言う事も有り
畳もかなり体液を吸い込んでいます。
今の時期にしては悪臭も強く電気ストーブが部屋を暖めていた事が
腐敗を大きく進めた原因の一つではないかと思われます。

今日はこのお部屋の家財の仕分け兼貴重品の捜索をして臭いが
家財に染みこんでいるので全処分します。
午後には協力会社のトラックが私達が仕分けた家財を
引き取りに来るので部屋の外に運びだし作業をして
家財の全撤去し終わったら腐敗臭が染みついた部屋中の
消臭除菌作業をしながらハウスクリーニングをして
お部屋供養の為の僧侶さんを待ちます。
ま~ここまでは今日1日では出来ません。
今日から2日間かけてこのお部屋の原状回復をするのですが

明日の午後、このお部屋の原状回復作業を終了したら
その後、お部屋の供養祭をして終了になります。

ま~あ、その後、畳屋さんが新しい畳を入れ替えに来て
本格的な終了となりますがね。^^

もう、すべての段取りは終わっていますので私共が作業すれば
ほぼ原状回復作業も終了と言う事になります。
さ~あ、そろそろ準備して出発します。
遺されたご遺族様のかわりに故人様の天国への引っ越しの
お手伝いをしてまいります。

今週も仲良くお付き合いください^^
それではへばな~^^

 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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