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2018.03.04雪国ではよくあるトラブル「空き家の屋根雪が隣の敷地に落ちるトラブル」
カテゴリ:屋根の雪下ろし
おはようございます。
今朝の青森市の朝の24時間の降雪量は0cmでした。
春?世間では春の嵐と呼ばれていますが、やっと
爆弾低気圧が過ぎ去りました。
ただ、市内はさほど雪が積もったと言う事はなく
ただ、地吹雪でホワイトアウト状態になり交通がマヒした。
これぐらいで済んだのでまだ良い方ですね。
さて、昨日は弘前市内の宿で朝を向えまして
急いで青森市内に帰ってきました。
去年の春に認知症を患う独居高齢者宅の介助整理を
請け負い片付け(原状回復)作業をさせて頂いたお宅の
お兄さんからのSOSで、屋根雪が隣の家の敷地に落ち
一部が隣の家のエアコンの室外機やFF式ストーブの
排気筒が雪で埋まってしまっている。
と連絡を頂き昨日、朝1番で落ちた雪の除排雪に行ってきました。
敷地に落ち毎年、トラブルになっていると

毎年、このトラブルが発生していると
被害を受けたお宅の奥さんが私に必死に説明をして
くれました。
また、なぜ、もっと早くこないのか?と苦情まで
怒りのやり場がないから八つ当たりなのでしょうね。
この様な場合には、私はわざと謝りません。^^
言いたいことを腹いっぱい言わせておき知らんぷりを
そのうちに本人がさっぱりするのか冷静になりはじめます。
相手が冷静になってから初めて、私共が早くこれなかった理由を
遠回しに話し理解をもらう。
毎回、トラブルがあった現場はこの様にしています。
悲しいかな、ここ雪国青森市は、この雪のトラブルで
ご近所同士が犬猿の仲になっているお宅が多いのです。
雪国の人は心が温かいと昔は言われていた様なきがしますが・・・
あれはもう、悲しいかな幻なのかもしれません(泣)
ここの住宅も以前は、お父さんが健在の時には、お隣に迷惑が
かからない様にと屋根に登り雪を下ろしていたと被害にあわれた
奥さんから聞きました。
屋根から落ちてけがをしてからは屋根に上がる事はなくなり
屋根雪被害がはじまったと聞きます。
そのお父さんも他界され残されたのが認知症のこの家に住む
おばあちゃんただ一人です。
このご夫婦には子供さんが無く普段はおばあちゃん一人で
住んでいるのですが、住宅自体も築50年以上もたつとても古い
住宅な為、屋根雪が落ちないようにする雪止めを屋根のトタンに
取り付ければ落ちた雪のトラブルを回避する事ができるのですが
何せ、この住宅は古く老朽化もすすみ、もし雪止めを屋根につければ
雪の重みに耐えられなく家が倒壊する危険があると建築家が判断
その為、屋根に雪止めを付ける事を断念したとお隣の奥さんから
聞きました。
ま~あ、そんなこんなで溜まりに溜まった鬱憤を吐き出したのか
さっぱりとされ冷静になったお隣の奥さんでした。
雪に雪没したエアコンの室外機や窓FF式ストーブの排気口の雪を
除排雪して一件落着。
お隣の奥さんに作業後の確認をしてもらいOKを頂き終了です。
ん~毎年のことなのだからなおさら我慢にも限界があるのも
分かるのですがね~・・・
当被害者でないからそんなのんきな事が言えるんだ!!
と読者の方は思うかもしれませんが、雪国にお住いの方なら
大小はありますがお隣の雪問題はどこのお宅にもあるものです。
現に私の家にもありますが、ご近所がお互いさまと思う心がないと
この様なトラブルにつながるのではないでしょうか?
※毎年のこと、雪はお互いさまと言う考えで
ご近所様が仲良くされているお宅もまだまだあるのも事実です。
けして、すべてのお宅が犬猿の中と言うわけではありませんので
誤解なさらないようにお願いします。
悲しいかな、こうなるとご近所の
「さりげない見守り」もへったくれもなくっちゃうんですよね~
今年の冬から、この住宅に住むおばあちゃんは一時避難で
春まで施設に入所されました。
古い家に住むより施設の方が快適だから何とかこの雪問題に
終止符を付けれればいいと思っています。
さ~て、今日は昨日お預かりしたワンちゃんの亡骸を
ペット斎場にお送りしてきます。
本日の午後1時に火葬されると協力会社から連絡を頂きました^^
安らかに黄泉の世界へと願っています。
それではみな様有意義な週末をお過ごしください。
へ~ば~な~^^
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