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2018.09.30子供の貧困のお勉強と家財整理のお見積りの日
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます^^
今朝の青森市の朝の空模様は雨です。
今のところ台風の影響は出ていません。
沖縄県では大きな被害が出ているようです。
平成最後の年は、本当に天災が多い年です。
他人ごとではない事ばかりが毎日様におきていますね。
生きてる事に感謝したいと心から素直に感じています。
さて、昨日はNPO法人 あおもりダイバーシティーさん
主催のつながる講座 子供の貧困とは何か?を
学んできました。
本来なら最後までじっくりと学びたかったのですが
残置物撤去のお見積り依頼が入っている為
最初の1時間しか学べませんでしたが、めちゃめちゃ勉強に
なりましたよ。
講義の講師は、青森県立保健大学の講師の村田隆史先生です。
村田先生とは、八戸学院大学に努めていた時にかいごの学校㏌
八戸市の講師の依頼を頂いた時に初めてお会いして
村田先生が青森県立保健大へ移り保健大での特別授業の講師を
依頼されたりと何かと交流があるのですが、先生の講義を
受けるのがこれが初めてでした。
子供の貧困とお前のしている仕事のどこがつながるのか?
と、お思いの読者のみな様も多いとお思いでしょうね(笑)
これがめちゃめちゃつながってるしリンクしています^^
同じ事か~(笑)
何がリンクしているのかと言うと
例えば、上の写真をご覧ください。
あ!
ごみ屋敷だ~
と、思った方も多いでしょうね。
この部屋は、賃貸住宅の一室です。
この家には、元々ひとり親の家族が住んでいました。
いわゆる母子家庭です。
入居当時は、母親は昼間は近所のスーパーにレジ打ちをして
家計を助けていました。
夜も近所の居酒屋へ皿洗いにと働き娘2人を養っていたそうです。
このアパートの隣の部屋に住む老女から詳しく聞きましたよ^^
それはそれは仲の良い家族に老女の目には映ってたようです。
笑いも絶えず時には、家族3人で出かける姿もとおしゃってました。
ある日を境に、生活が苦しいながらも
笑いの絶えない家族の生活が一変したそうです。
母親の姿が見えなくなって来たと隣に住む老女が
話てくれました。
最初の頃は、2~3日にいっぺん帰って来ては洗濯や
掃除をしてまた出て行くと言う姿を見かけたそうです。
その内に1週間に一度になり段々と子供達の待つ家には
帰ら無くなっずたと言います。
その間、子供達は飢えをしのぐ為や学費を稼ぐ為に
このごみ屋敷の部屋の中で男を引っ張り込み
援助交際をして生活費を稼いでいたと聞きます。
昼となく夜となく毎日、何人もの男が出入りしていた
と聞きます。
そんな生活が2年半も続き、家賃滞納も続き
今回の件が発覚したと言うわけです。
これも、親の貧困からの連鎖からもたらした悲劇です。
ね、
私の仕事と繋がるでしょ~
この住宅の清掃も真夏の暑い時期でしたから
めちゃめちゃ大変でしたよ。
この住宅に住む子供達は、保護され施設へ入所されたと
聞きます。
この様な、親の貧困が連鎖して子供の貧困へと繋がった
例は数知れず依頼されています。
国も子供の貧困を重く受け止め支援を手厚くする
政策打ち出し始めているのでこれから少しづつ改善される
と言う所まで学び時間終了となり途中退席しました。
ただ、心配なのは子供に対する貧困はこれから
段々と改善されるらしいのですが、その費用を
捻出するために高齢者の介護費等を削り子供の貧困に
当てると言うのです。
ますます、老後破産する人が増えるんですよね。
子供が救われれば年寄りは先が短いから良いのか?
と言う話になる。
と、私は思うのだがそうではない研究者がいるらしいです。
お金が全てでは無いと言う人がいるが、それはお金に
困ってない方が言う言葉だと私は思う
この世に、お金が無く家族崩壊する人が沢山います。
お金が無いと言うだけで命も落とす方も年々増加してます。
お金が全てでは無いとは思うが、でもお金が無ければ
何もできない。
悲しいかな人間は、お金に振り回され一生を終えていくのでは
ないでしょうかね。
もっともっと講義を受けたかった~
と言うのが私の素直な感想です。
その後、急いで高速にのり見積り依頼を頂いた方の元へ
大きなお屋敷です。
ま~あ、旧家なので迷路みたいな部屋の構造でした。
元は薬局屋さんを営んでいた家らしいです^^
何社か見積りを取られていると言う事で
結果はまだまだ先になりそうです(笑)
その後、事務所に帰って来た途端に
孤独死でのSOSのお電話が入り対応
そんなこんなで昨日もばたばたした一日を
過ごさせて頂きましたよ^^
さ~あ!!
今日は、仏壇神棚のお引き取りと遺品整理の
お見積りと孤独死での特殊清掃のお見積りです。
今日も分刻みのスケジュールです。
読者のみな様、台風にはお気を付けください^^
へばな~^^