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2019.02.14汚部屋清掃から検死に至るまでの勉強会 閲覧注意編!!
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます^^
今朝の青森市の朝の24時間の降雪量は16cmでした。
これで累積降雪量は4m63cmと一気に積雪をのばしました。
現在の積雪も95cmとなりこの冬一番の積雪量となりました。
ここ数日降りましたね~。
本当にあっという間に降ったと言う感じです。
さて、そんな中昨日は、汚部屋(おべや)清掃に行って
まいりました。
今回の汚部屋清掃は実は2回目です。
去年の春先にも一度清掃のご依頼を頂きまして
今回が2回目のご依頼です。
ご依頼者様も立ち合い必要な物、不用な物と判断を
していただき不用な物は袋詰めして2階の窓から
ダンプの荷台に落としてもらい下に下ろす。
と言う方式を今回より取り入れました。
何のこと?
と思う方もいますので下の写真をご覧ください^^
今回、清掃依頼された汚部屋は戸建て住宅の
2階のお部屋なのですがご家族が生活スペースに
大量のごみ袋を持ち行ったり来たりを繰り返すのも
大変ご迷惑となる為、以前は申し訳なく思いながら
作業をしていました。
また、スリッパや体に付着した細かなごみが家中の
廊下や階段に散乱して作業後の掃除も一苦労だった
のですが、今回からリフトアップダンプを導入して
作業の軽減化がはかれました。
作業もグーンと時間短縮が出来て3時間程で作業も
終了しその後ハウスクリーニング(フローリング)を
して終了しました。
午後1番に提携してるごみ屋さんにごみを回収してもらい
作業は終了^^
去年の暮からリフトアップダンプを導入してからの作業は
本当に時間の短縮と労働の軽減化がはかれ作業員1名分の
節約になっていると実感します。^^
便利な世の中になったもんだ(笑)
さて、その後帰社して一旦自宅に戻り
今度は勉強会です。
知っておきたい死因の話
検死はどんな時に必要なのかと言うテーマで
警察医の会会長の町田先生の講話を聞きに行って参りました。
昨夜は、悪天候にもかかわらず会場は熱気につつまれ
超満員での研修会のスタートでしたよ^^
ちらっと町田先生が見えてるでしょ(笑)
町田先生が去年(平成30年)1年間に検死を
されたご遺体の数が340体近いとの事です。
その中で外国人が7名ほどいたそうです。
全国的にもニュースとなった北朝鮮籍の船のニュース
覚えてますか?
深浦町に流れ着いた北朝鮮の船のニュース
あの船に乗っていた乗組員のご遺体が7体だそうです。
青森市の現状の突然死の原因は何か?
と言うのは何が原因なのか?
これから私達特殊清掃士はどの様な準備をして
現場に臨めば良いのか?
などを本当に参考になった研修会でした。
340体近い検死の中でガンで死亡された方は
1%セント程でしたよ(笑)
50%以上は心臓疾患が原因で70%以上が循環器系
今年も血液の腐敗臭での現場が多くなりそうですね。
我々特殊清掃士も腐敗した血液を触る機会が多いので
感染症の予防接種を徹底して行わなければと改めて
感じた勉強会でもありました。
また、突然死が多いとは実感してましたが
ますますこれから増えるのだろうな~と
とも思った勉強会でした。
あ、閲覧注意編ってなに?
と思って読まれてた方もいるでしょうね。
北朝鮮から流れ着いた船底から発見されたご遺体の
写真を見させていただいたのですが、飢えや窒息死して
人間亡くなると歯がうっすらとピンク色に染まるんだそうですよ。
この現象を何と言ったか?
忘れました~(笑)
実際の写真がこれです。が~閲覧注意です。!!
自己責任でご覧くださいね。
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こうなると死因は不明だそうです・・
たま~に、先生の勉強会に参加すると
この様ななかなかお目にかかれない写真を
見る事ができる。
さ~あ!!
今日から2日間は、町田先生が検死されたご遺体が
住まわれていた住宅の特殊清掃作業です。
頑張って来ます~~
へばな~^^