おはようございます＾＾

今朝の青森市の朝の空模様は雲っていますが
めちゃめちゃ蒸し暑い朝を向えています。

さて、昨日は某地区のマンションの一室のごみ部屋
清掃の２日目でした。
副社長班の頑張りでかなりの原状回復を果たしています。

ビフォーアフターの写真を掲載でき皆様にお見せ出来れば
ビックリすることでしょうね＾＾

そんな中、昨日は悲しいお知らせが次々とSOS電話に入ってきた。
どのお電話も私の心がふるえたのですが、
その中で私の心が震えた案件を今朝のブログで書きたいと思います。

おたかさん（仮名）からSOS電話が入ったとグループLINEが
入った。

このおたかさんと知り合ったのは、今年の春さきでした。
若年性認知症を患う隆文さんのアパートの一室の生前整理を
依頼を受け片付けていた時でした。

このおたかさんから声をかけてきて、か細い声で私の後始末も
お願いできますか？
と、ん？と一瞬戸惑ったがどうしたのお婆ちゃん？
と私が聞き返すとおたかさんは、私末期がんで先が無いの
身寄りも無く私が死んだ後の事を考えると夜も眠れなくてと
心の内をさらけ出してくれた。

私もおたかさんの話を聞きすべての事は私に任せて
安心して今は治療に専念してと告げた。
するとおたかさんがボソッと一言、次に入院したら
この世とお別れだから入院する前に連絡をするからいい？と
私はいつでもいいからまた、連絡ちょうだい。

忙しくても必ず時間を作り訪問するからと言いあの日
おたかさんと別れた。

あれから３か月・・・・
おたかさんから電話が入りもう具合が悪くてそろそろ
最後の入院すると昨日連絡が入った。

最後の入院＝緩和ケアの事である。
ご存知の方も多いかと思いますが、緩和ケアとは病気の治療ではなく
延命寄りも痛みや苦痛を和らげる事を優先に考えあの世へ
旅経つためのケアです。

おたかさんももう最後だから見積りに来てと
か細い声て電話があった。
今日で本当に良かったのだ

実は明日から東京に出張であった。
東京からまっすぐ八戸に出張しその後むつ市へ出張と
お盆前までびっしりと出張が続きおたかさんの希望の
時間にお伺いができなくなる所でした。

このおたかさんは身寄りも薄く、詳しい内情は聞いていませんが
身寄りが薄いのではなく過去に何かがこの女性の身に
おきて身内と疎遠になったのだろうな～と
何となくだが想像が付く、今さらわざわざ辛く思い出したくもない
過去をほじくり出してもおたかさんの為にはならないと
私はおたかさんと話していておたかさんの表情で何となく
分かったのでそれ以上は突っ込んだ話は一切しなかったのでした。

今日の夕方、おたかさんが待つあのアパートへ行き
おたかさんの最後の後始末の意向を聞き見積りを
作りに行って来ます。

おたかさん家の仏壇はもうすでに私達が引き取り
弘前の事務所の安置室にてご安置していますので
後は残る少ない家財道具の処分だけです。

せめて、苦しまず痛くも無く旅立ってほしいと願います。
生きているおたかさんとお会いできるのは今日が最後かも
しれないので最後の最後に楽しい思いでの時間にしたいな～と
何が喜んでもらえるかな～な～んて考え中です。

さ～あ！！
自室でお亡くなりになられた方のご遺族様から
続々と特殊清掃のご依頼が入って来ていますよ。

昨日は青森県警察本署からご遺体を警察から火葬場まで
搬送して欲しいと言うご依頼も頂いています。
心からご冥福をお祈りするとともにご遺族様の負担を
少しでも和らげる事のお手伝いができればと言う思いでいます。

皆様のお住いの向こう三軒両隣のさりげない見守り活動への
参加をお願いします。

ご近所様なら日頃からあれ？
いつもと違うと言う違和感を察知しやすいのではないかと
思います。
あれ？
と思ったら即、警察か地域の包括や社協さんへ電話して
その家に訪問してもらってください。
けして、ご自身一人で訪問なさらない様にね＾＾

万が一の時、あなたが第一発見者となり容疑者の一人と
みなされる。
そうなると身の潔白が証明されるまで時間を取られるし
何回も警察に行かなければならなくなるかもしれません。

さ～あ！！
ごみ部屋清掃の最終日です。
本日も真っ赤に燃えて頑張って来ますよ＾＾

へばな～＾＾