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2020.12.07認知症が原因のごみ屋敷清掃はじまる!
カテゴリ:ごみ屋敷
おはようございます^^
遺品整理士IS001018号
特殊清掃士CSC01013号の花輪です。
長期出張も無事に帰社しています^^
帰ってきてそうそうカウデーの各店舗の食器の
引き取りやらヤード内の私が出張中に運ばれた
商品の仕分け作業で大忙しでした。
私が出張中でも現場は着々とこなされ多くのご依頼者様の
ご期待に添えて嬉しく思っています^^
さて、そんな中本日より始まる現場は、ここ数年非常~に
多くなってきた「認知症が原因でのごみ屋敷化」です。
このキーワードは、モコだけに限らず日本全国の遺品整理屋さんや
特殊清掃業者さんでも増えていると思います。
片づけられない症候群と言う言葉もここ数年で聞かれられるように
なってきていますが、これとまた少し違う病気です。
老いからくる認知症、この病気は誰にでも起こりうる
明日、我が身に発症するかもしれない病気で明日は
我が身なのです。
良く、電話相談で身内がごみ屋敷に住み片付けようと
申し出ると必要以上に拒否をしてしまいには怒り出す。
また、片づけたはまではいいが物が無くなった!
盗まれたと疑いをかけられ訪問できなくなったという
相談内容を頂きます。
現在、この様な経験をされ悩まれている方も少なくはないかと
思います。
また、盗人の疑いをかけられている人にとっては
とてもつらい時期かとは思います。
私の知り合いも同じような経験をされ悩まれていたのを
そばで見てきているのでそのつらさは良~く分かる。
では、この様な方とどう付き合えばよいのか?
善意で片付けようと提案したのにあんな怒られて
バカバカしい!
もういい!
と疎遠になる方もいるのが事実ですが
ちょっと待ってください!
疎遠になると確実にその方は近い将来自室この世を
去られてしまいます。
人間は不衛生な環境下では生きていくことができない
動物です。
では、拒否や盗まれ症候群のある方とどの様に
付き合えばよいのか?
それは、程よい距離を保ち安否確認をする事が大事です。
片付けられる事に抵抗がある人へは片付けと言うキーワードは
いっさいしゃべらずさりげない見守りを続けてください。
また、盗まれ症候群の方にもその方の持ち物には
いっさい触れず入託せず玄関の外で会い安否をかくにんする。
必ずその方が体調を壊し弱る時がきます。
救い出すのはその体調が弱った時に救い出してください。
今迄、沢山のごみ屋敷に住まわれていた方の清掃を
請けをってきましたが皆さんこの方法で住居改善を
されています。
あれだけ暴れてたり拒否していた方も体調を壊し
弱るという事を聞くそうですよ。
一つの案として覚えておいてください。
本日から始まる原状回復作業も姪っ子さんが
上手~い距離で安否確認をしていて数年前からおかしい?
と思っていたがまだまだ元気で拒否られていたから
そのままにしていて安否確認だけ小まめにとり
体調を壊した今回病院へ行こうと持ち掛け入院となり
認知症と診断され一人暮らしは困難と医師から告げられ
施設に入ることとなり今回の清掃が実現したのです。
さり気~い見守りと安否確認が大事だという事が
良~く分かる事例ですよね^^
さ~あ!!
朝一に現場チームをこのおばさんが住んでいた家に
連れていき現場で指示してお見積もりに向かいます。
夕方からはモコさんの現場チームに入りたいという
方の面接です^^
今日もばたばた忙しくなりそうです
へばな~^^