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2021.05.26特殊清掃業者を選ぶ時の注意点

カテゴリ:特殊清掃師

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今回のブログは、万が一あなたの身の回りで
特殊掃業者を頼まなければならなくなった場合
どこのどの様な業者(特殊清掃)を選んだら良いのか?
をこの特殊清掃業界にて14年間仕事をしている私の
考えからお知らせいたします。

では、特殊清掃業を頼まなくなるケースから書いてみますね。
皆さんも一緒に考えてみてください。

まず、特殊清掃業者を頼まなければならない事例をあげますね。

身内や親せきの方が自室(自宅)にてお亡くなりになられ
ご遺体が長い時間放置せざるえなく腐敗し害虫も大発生して
到底素人の掃除では無理なケースです。

次は、ここ数年多いのが高齢にて認知症を発症され認知症での
ごみ屋敷状態になり手が付けられないケースです。

次も高齢にて認知症関連ですが、認知症が原因でトイレの失敗が
原因での糞尿部屋やトイレを詰まらせお風呂場がといれになってしまった
汚物風呂清掃です。

次は、精神疾患が原因でのごみ部屋や汚部屋(おへや)清掃など
です。

また、多頭飼育状態のお部屋や家の清掃です。

例をあげるときりがないでしょうから今回はこの辺で終わります。

皆さんは上記の様なお部屋に遭遇された事はありますか?
また、その様な部屋や家を片付けたと言われる方も少なくは
ないのではないでしょうか?

素人の方でも片づけようとして片付けるのは誰でもできると
思いますが、ここからなのですよ。
なぜ、特殊清掃業者がいるのかという事ですなね。

ここからは私の持論になりますが私と同じ思いで営業している
特殊清掃業者様は日本全国には沢山いるという事が最近分かってきました。
こんな事を思っているのは私だけで変わりもんだと思っていましたが
あんがい普通の考えだったのかな~と今は思っています。

私の考える特殊清掃とは現状を原状してまた同じ部屋で新たな
住人が住んでもストレスを感じる事無く住み続けれる状況に
清掃や消臭だけで原状回復する技術を特殊清掃作業を思っています。

例えば、自室にてお亡くなりになられた方がいてご遺体が腐敗して
害虫が室内に大発生しているお部屋があったとします。
この様はお部屋は現在日本ではおよそ3万件あるそうです。
程度の軽い部屋から重大な部屋まで全てですがね。

この様は部屋の多くはどう原状回復されていると思います?
この特殊清掃業界自体まだまだ歴史が浅く消臭技術も清掃技術も
未熟な業界と言っていいと私は思っています。
当然私どもも未熟で日々勉強中だと思っています。
けして私どもの技術が他社様より優れているとは微塵も
思ってはいません。

上記の様な腐敗臭が染みついたお部屋はどう現状を回復
しますか?
残置物を撤去するのは誰でもできると思いますが
特殊清掃とは残置物を撤去するだけが特殊清掃ではないと
私は考えています。

残置物=室内の家財道具

問題はここからなのです。

残置物を全て廃棄したあと室内の掃除はどうされますか?
また、室内に染みついた腐敗臭はどう消臭しますか?

一般の方ですと市販の洗剤に市販の消臭剤で清掃と消臭を
行う事ぐらいしかできないのではないでしょうか?
本当にそれで室内が清潔な状態に原状回復ができると思いますか。

私も今より技術も無いときはこの様な清掃や消臭作業を行いましたが
まったく清潔な空間だとは言えない状況でしたね。

この様は状況のお部屋が賃貸住宅だったならあなたはどうしますか?
室内は清潔感が無く染みついた腐敗臭が漂うお部屋を不動産屋さんに
引き渡したとすると原状回復費用は莫大なものになるのは火を見るより
明らかなのです。

床にご遺体が腐敗し染み出た腐敗液の染みが残り黒くシミが付き
そこからキツイ腐敗臭が漂い、壁紙には腐敗臭が染みつき
いたるところに害虫が残した糞がこびり付きこの時点で
最低でも室内全ての壁紙(クロス)の張替えになります。
1㎡最低でも600円~1.300円はかかると思ってください。

壁紙だけで済めばラッキーな方です。
万が一クロス壁の下地の石膏ボードまで腐敗臭が染みついていた
場合には石膏ボードの交換も必要になるので大工仕事も増えます。
その他、床がクッションフロアーの様なビニール製の床なら被害も
少なくて済む場合もありますがクッションフロアーの様なビニール
製の床だったために被害が大きくなったケースも実際にはあります。
この様なケースはどこにでも起こりえるので機会があった時
書いてみたいと思います。

フローリングなどの木製の床の場合、ご遺体が放置されると
フローリングや敷居に黒くシミが付きこのシミを取り除く技術が
無い為に床や式を丸ノコでカットして解体するというのが
現在の特殊清掃業屋さんが多く行っている作業の一つです。

また床だけではなく壁も同じことが言えます。
壁紙に染みついた腐敗臭を消臭する技術が乏しい為
壁紙を剥し消臭する業者さんも少なくはありません。


この様に室内を解体して染みついた腐敗臭を消臭すると
言うのが現在の特殊清掃業者さんが殆どではないでしょうかね。

臭いを消臭すると言う事だけを見れば最もな作業と言えますが
現状を回復する作業としてみたら大きな間違いではないでしょうか?
壁や天井や床に染みついた腐敗臭をとる為に壁紙や天井のクロスや
床であるフローリングを剥ぎ消臭するという行為は建物解体と
言う以外には表現がしずらいと私は考えています。

この住宅が賃貸住宅ならどうしますか?
腐敗臭が染みついたお部屋を原状回復作業をしてもらうのに
特殊清掃業者を依頼し床に染みついた腐敗臭や腐敗液の染み
が取れないから床を剥ぎ取る必要がある。
また、クロス壁に染みついた腐敗臭や腐敗液の消臭が
できないからクロス壁を剥ぎ取る必要がある。
最悪の場合にはクロス壁の下地である石膏ボードまで腐敗液や
腐敗臭が染みついていたら下地である石膏ボードまで張り替える
必要がある。

と、もしこの様なケースにあなたが陥ったら原状回復費用に
いくらかかると思いですか?
7桁の数字は簡単に超えるのは分かっていただけますか?

あなたが選ぶ特殊清掃業者様次第で原状回復費用が大きく
変わるのです。

あなたが選んだ特殊清掃業者がもしクロス壁も剥さず
下地である石膏ボードも剥ぎ取る必要も無く室内の
消臭が可能な技術を持っていたらどうでしょうか?
原状回復費用に大きな差が生まれると思いませんか?

木製のフローリングの場合は、手遅れと言うケースも
少なくはないのでここでは比較致しませんが早い段階で
ご遺体が発見された場合には染み抜きも簡単にできる
ケースも少なくはないので床の張替えが必要ないケースも
ありますがね。

一言で汚れたお部屋の残置物の撤去作業はどの業者さまでも
できるのです。
問題はそのお部屋を最小限度のリフォームでまた人が住める
環境を清掃や消臭また染み抜きにてストレスを感じる事無く
生活する環境を原状回復でできるのかにかかっているのでは
ないでしょうか?

当然この様な技術を持っている特殊清掃業者さんなので
他社さんより費用は高くなるのですが、後々のリフォーム
費用に比べたらお安く済むはずですよ。

この事を分かってるご依頼者様は、遠く北の地で活動している
私どもモコをご指名頂き関東地方まで原状回復作業の
依頼を受けて現状を回復しています。

今迄は一般的なお部屋のお話をしましたが、今度はユニットバスで
万が一特殊清掃が必要であったらどうしますか?
一口にユニットバス交換と言っても費用は最低でも50~60万円は
ユニット交換にかかるのですよ!

ご存じでしたか?
万が一壁を壊さないと交換ができないとなると大工仕事に
内装関係また電気屋さんとも~ういくらお金があっても
足りないとなるのは想像がつきますよね。

それでは下の写真をご覧ください。

 

上の写真はユニットバスの浴槽に体液やカビが
染みついてしまった写真です。

ご依頼者様が市販の洗剤やカビ取り剤使い清掃したが
まったくシミは取れなかったのですが私どもが愛用している
染み抜き剤を浴槽内左半分に塗って10分ほど放置後に
写真を撮った実際の現場写真です。

 

特殊清掃の染み抜き技術を使いますと
ユニットバスの交換と言う高価な費用は必要と
しなくなるのはお判りでしょうか?

 

今度は写真は脱衣場の床の写真です。

体液やカビなどが床材のクッションフロアーを汚染し
通常ならクリーニングをしても再生不能状態でしょうが
弊社使用の染み抜き剤とカビ取り剤を使い汚染された
クッションフロアーを通年劣化状態まで現状を回復しました。

 

経年劣化常態までに回復させたクッションフロアーです。
ここまで原状を回復させ不動産屋さんにかえせれば
無駄なリフォーム費用を払わなくても済むのではないでしょうか?

 

今度は、認知症が原因で水洗トイレを詰まらせ
トイレの代わりにお風呂場で用を足し続けた結果
通常ならお風呂場を解体しなければならない状況
でしたが、弊社の染み抜き消臭作業により経年劣化の
状態の原状を回復したのが下の写真です。

 

作業終了し臭いやタイル目地に染みついた糞尿色まで
染み抜きしご依頼者様に確認いただきまして満点以上の
ご指示を頂きました。

ご依頼者様もこれで風呂場をリフォームをする必要がなくなった。
無駄なお金をかけなくて助かったと喜ばれていました。

 

今度の写真は、自宅でおなくなりになられおよそ1年後に
ご遺体が発見された戸建て住宅の原状回復作業です。

和室と廊下の敷居をまたいだ状態でご遺体が倒れ
腐敗していたとのことで敷居にはご遺体から流れ出た
体液や血液で真っ黒に染みついていました。

今回の住宅はオール電化住宅で気密も非常に高い住宅でして
腐敗したご遺体からは大量の体液や腐敗した血液や脂肪が
流れ出てかなりの広い範囲を汚染していました。

 

この部屋は和室で畳は全滅で廃棄しました。
通常なら床板材も剥し壁も腰下まで石膏ボードも
剥しクリーニング後に消臭作業をして原状回復作業を
終了するのでしょうが弊社の技術で床材はもとより
壁材の石膏ボードに染みついた腐敗液や血液などは
染み抜きをして消臭してしまった為床板や壁は壊すことなく
現状を回復致しました。

特殊清掃業者を選ぶ時の注意点 NO2続きます。


 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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