今回のブログは、寝たきり一人暮らしの高齢さんの
お話です。

※今回のお話も事実を元に書かせていただいています。
個人やお住まいの地域などが特定されないように配慮し
書かせていただいていますのでご了承ください。

寝たきりの一人暮らしの高齢者さんって皆さん想像つきますか？
また、ご存じありましたか？

数年前からNHKで一人暮らしの寝たきりの高齢者さんを
取り上げた番組が放送されご存じの方もいるとは思い
ますが、まだまだ知られていないのが実情です。

この寝たきり一人暮らしの高齢者と聞くと聞きなれない
方はどの様な生活を送っているのだろうと不安に思う
方もいるでしょうね。

この寝たきりの一人暮らしの高齢者さんはいったい
この日本には何人ぐらいいるのかと調べているのですが
ご自宅でお一人で生活されているのかそれとも
施設に入所され生活しているのかなどで中々難しいのか
それとも私の調べ方が悪いのか今の所分かっていませんが
時間をかけ調べたいと思っています。

話しをもどります。

私がこの寝たきりのお一人暮らしの高齢者さんを知ったのが
今から２０年以上も前のはなしです。
その時この寝たきりの一人暮らしの高齢者の話を聞いたとき
ショックを受けたことを今でも覚えています。

一人暮らしの老人が寝たきりでどうやって暮らせるのか
大きな不安や絶望が襲ってはこないのかなど様々な
疑問などが頭に浮かんできたことを覚えています。

例えば、食事は？トイレは？洗濯は？買い物は？
着替えは？生活費は？などなど
生きて行くうえであらゆることが寝たきりだと
困難なのですから！

この時代には介護保険制度ができて自宅に居ながらにして
介護を受け生活する事ができるようになったばかりのころ
でしたからそんな介護保険制度の事など全く分からない
時代でしたからね。

私が住む青森では冬になると寒いですがこの寝たきりの
一人暮らしの高齢者さん宅の多くは昼夜を問わず
ストーブの暖を取らないそうです。
なぜかと言うと万が一お一人の時に火災などがおきた場合
の事を考えてヘルパーさんなどの介護者さんが在宅している
時だけ部屋を暖めヘルパーさんなどの介護者が退室する際には
暖房を切るそうです。

私がきいたときはですよ。
今は違うのかもしれませんがね。

さて、今回のご依頼も一人暮らしの寝たきりの高齢者さんが
住まわれる住宅の車庫と物置の整理のご依頼です。

ご依頼を頂いたのが遠方に住まわれる高齢者さんの
息子さんです。
この高齢者さんは数年前に脳梗塞で倒れその後半身不随となり
寝たきりの生活となられたそうです。
去年まではこのご老人の長男さんが介護をされていたようですが
ガンを患い去年他界されてこの高齢者さんは大きなお宅で
一人暮らしとなられたそうです。

普段の生活は、訪問看護や訪問へルーパーさんなどの
介護サービスを受け生活を送られているそうですが
介護サービスだけでは間に合わない事も多くその際は
遠方に住まわれるご依頼者様が度々ご実家に帰ってこられ
家の事をされているそうですが、このコロナ禍の中
高齢さん（親）と接触したら介護サービスが２週間うける
事ができなくなるので高齢者さんが週に１回デイサービス
に通所されている間に家の事をされているようです。

ご本人からお聞きしているだけで本当にご苦労様と
頭が下がる思いでしたと同時に私の母の時を思い出し
ました。

今回のご依頼も高齢者さんがデイサービスに通所して
いる間に車庫と物置を整理するのです。

物置と言っても簡易物置とは違いおよそ８畳ほどの
空間に家財がびっしりと詰まっていて数年前に他界
されたご依頼者さんのお父さんが認知症で健在の途に
認知が進んできて自宅内のどこかに数約万円を無くされ
いまだに見つかっていないという事なのでもしかしたら
今回、整理するとこから出てくるかもしれないので
気を付けて整理をして欲しいと言うご依頼です。

作業日もデイサービスの兼ね合いとご依頼者さんの
ご都合と合わせてからの作業日が決まります。

整理される場所からご依頼者様の念願の大金が
出てくればいいですね＾＾
心より願っています。

本日はこの辺でお別れです。
また、お会いしましょう。