今回のブログは昨年に実の父親を亡くされ
大きなご実家を片付けなければならなくなった
姉妹のお話です。

先日、事務所に１本のお電話を頂きました。
十数年前に母を病気で亡くなり生前は父と母はとても
仲が良く暮らしていたそうです。
母を亡くし父はふさぎ込むようになり外へも出なくなって
いったそうです。

父もかなり淋しい思いをされていたようです。

私たち姉妹も遠方に嫁ぎ年に１度くらいしか帰省はできず
にいましたが電話はちょくちょくかけて父と話をしていたそうです。

ある時から電話で話していて少し変だな～って感じた事も
あったのですがそれでも父との会話のやり取りの中で
そこまではひどくはなかったのでここ数年安心していた。

帰省するたびに家の中が乱雑になってきたのを感じては
ご依頼者様なりに片づけてきたり電話で話している時にも
お父さんに頼んで片付けをお願いしたりしていたそうですが
ある日、電話をしたら様子が急に変な感じを感じたので
急いで帰省してみたら父が倒れ動けなくなっていたので
救急車を呼び病院に搬送してもらった。

父は治療のかいも無くその１か月半後に亡くなられたそうです。

この姉妹たちに残されたのは、生前父親が事業をしていた
大きなご実家が残りました。

今回は、このこ実家の遺品整理のお見積もり依頼です。
１階は店舗として現在も貸し出しているとの事で
住居部分の２階がご実家に現在はなっているこの住居部分の
遺品整理のお見積もりです。

階段を上ると大きな間口の玄関があり玄関から左右に広い
廊下が伸びている立派な住宅です。

居間に入るとアンモニア臭が漂いトイレをかなりの回数
失敗されたのが部屋に残されたアンモニア臭でわかります。
トイレも便で詰らせてしまい便器を開けると大量の便が
山の様になって乾燥していた。

この事を見てもあ～かなり認知が進んでいたのだろうな～と
想像がつくほどです。

この姉妹も父を亡くされご自身をかなり責め後悔をしている様子が
お話をしていてひしひしと感じた。

子供や自分たちの家庭の事もあるその合間をみては
ちょくちょく帰省しては実家の片付けをしたがまったく
進まなくてと涙を浮かべ話されていた。

一通りご実家を案内されご要望などを伺いまして
お見積書を作成させていただきましてご依頼者様に手渡し
見積書の中身をご説明させていただきました。

一通り説明が終ると涙を浮かべ片付ける費用がもっと
かかるのかと思ったと・・・・
泣きながら私に胸の内をお話してくださったのです。
亡き母の思い出や父の思い出などを苦しかったんですね。

私も同じ経験を父が亡くなったあとにしていますので
気持ちはよ～くわかるのでした。

私たちモコにお任せいただければもう大丈夫！
ご安心くださいと告げその場を後にしました。

皆さんもにたような事のご経験はございませんか？
また、ご両親様がご健在でまだこの様な経験はないと
言われる方もいずれにたような経験をされるはずです。

備えあれば患いなしです。

まだ、ご両親様がご健在なら健在なうちにご両親を説得
してご実家を一緒に片付けてあげてください。
また、あなたが遠方に住みなかなか帰省できないようであれば
ご実家の地域の包括支援センターを調べネットならすぐに
見つかりますのでご両親様が６５歳以上なら介護認定を受けてもらい
ケアマネさんとつながりを持ち離れていてもご実家の地域包括支援センター
と繋がり離れているご両親を見守る事をお勧めいたします。

介護認定を受けていれば万が一の時でも即支援の手を
差しのべることができるので遠方にいる皆さんも安心して
暮らせるのです。

分からないことはどうぞお近くの地域包括支援センターへ
お聞きくださると確実かと思いますよ。

もう少し早くこの姉妹様と会うことができていれば
おこがましいですが色々なアドバイスをさせていただくことが
できれば少しでも罪悪感を持たれずにすんだようにも思われて
ならなかったと思ったお見積もりの日でした。

お見積もりの結果は、後日姉妹様でご相談され合否の結果
報告を頂けるという事でお別れしてまいりました。

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などでの特殊清掃や遺品整理・お家の片付け等のご用命は
モコへご相談ください。

完ぺきな遺品整理・特殊清掃作業をお約束いたします。

それでは次回お会いしましょう。