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2021.07.31孤独死の発生件数は生活困窮と比例する?

カテゴリ:特殊清掃師

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上の写真は都道府県データランキングから抜粋しました。

本日のブログは、テーマにもある様に
孤独死の発生件数は生活困窮と比例する?」を
書きたいと思います。

これは、私の住む青森県だけの話ではなく日本全国
どの県にも言える事ではないかと思います。
私は学者ではありませんので検証も行ってはいませんが
現場(特殊清掃)にて思う事を書かせていただいています。

私がはじめて孤独死現場に立った現場が1Rもアパートで
6畳一間の古いあ~ここなら孤独死がおきてもおかしくない
アパートだな~と私だけではなくだれでも思う位の
古びたいかにも生活困窮者さんが住まわれているアパート
だと思う位の建物でした。

現在は解体されその敷地には建売住宅が何棟か立ち並び
おしゃれな住宅街になっています。

現場となった問題のお部屋は2階の角部屋でした。
1階の部屋の住人から最近変な臭いがするし天井から蛆が
落ちてくると言う苦情が大家に入りご遺体が発見された。

死後推定6か月と言う検死です。
ご遺体は一部白骨化していたという事でしたので死後推定は
定かではないでしょうね。

この現場に残された家財道具は、せんべい布団(敷)1枚
毛布1枚、タオルケット1枚そば殻枕1個、ボロボロなジャンバー
1枚、手ぬぐい1枚 壊れたストーブ1台 ガス欠のストーブ1台
空のポリタンク2個、後はごみ45ℓでごみが10袋ぐらいでした。

60代の男性一人暮らしで家財はこれだけでした。
この男性が発見されたのが5月ですがこの半年前に亡くなられた
のであれば前の年の11月頃にストーブの灯油なし、布団は
タオルケットに毛布だけでは寒くて眠れないはずです。

私の住む青森県の11月の平均気温は平均8~9度で日中は20~23度
まで上がりますが夜になり冷え込むと0~-2度まで冷え込むのです。

掛け布団も無くストーブもガス欠で着るもののなくどの様な
生活をしていたのでしょうかね。
ご本人は生活保護を受給され暮らしていたそうですが
最低限の家電や家財何一つなく暮らされていた。

私はこの部屋に入って家財の無さに目を奪われ直観で
覚悟の自殺と同じだな!
と感じた!

室内でも直腸温度が1度下がっただけで凍死すると言われて
いるのでおそらく凍死でお亡くなりになられ春まで気づかれず
自室にご遺体が放置されたのだと感じた。

この様なケースが1件や2件ではないのが現状です。
この話は、今からおよそ14年前の話しです。
私の人生ではじめて孤独死と言う社会問題と出会った瞬間
でした。

その後、孤独死での原状回復作業の依頼は次々に入り
若い働き世代の女性の孤独死をはじめ高齢独居者の
セルフネグレクトに陥ってしまった孤独死や認知症
が原因でのごみ屋敷化の孤独死また持病が原因での職を
失い生保生活から生活環境が乱れ孤独死に陥るなど様々な
原因での孤独死現場の原状回復をしてきました。

孤独死孤立孤独死孤独また孤独死貧困この
上の3つの式は確実ではありませんが独居を続けている
限り危険性の度合いが増すと私の経験から言わせていただくと
成り立つ式なのです。

また、ここ数年で感じることは、孤独死裕福な独居者です。
裕福な高齢独居者によく見られがちなのがテレビ通販などで
大人買いをされている方です。

良くあるのは、同じものを何回も買われているという事です。
中には箱も開けずに何個もあるケースもあります。

たいていこの様なケースの場合室内は乱雑になり半ごみ屋敷
状態の住宅が多く孤独死まではおちらず危機一髪のところで
身内や福祉施設の職員や地域住人や役員さん達に発見され
救助されていると言うケースも少なくない。

当然、お亡くなりになられ発見されているケースも多いのが
事実である。

この孤独死の餌食になりやすい年代は40代~80代の男性で
職を持っておらずに年金や生保で暮らしている方に多く
見受けられる。

また、持病を持ち放置気味の方であれば孤独死のリスクは
当然高くなる。

また、自宅に友人知人が訪ねてくる回数が少ない。
家からあまり出ない。
地域との交流や社会との交流が少ないなどが加わると
孤独死の発生率が加速する勢いで高くなる。
この様に現場に立つ人間として肌で感じるのです。

孤独死される方の多くは生活困窮者の方が断然多い。
時にはテレビも無く冷蔵庫や洗濯機もない生活をされ
ている方も少なくはない。


付け加えておけば障害を持たれる方の孤独死も
年々増え続けている。
例えば、知的障害者さにの場合、ここ数年でかなり増えている。
国の政策転換もあるのが原因ではないかと感じる。

施設を出て一人暮らしを進めている事により地域と孤立
社会との孤立が進み引きこもりがちになり持病の悪化が
原因で合併症の発作が原因で孤独死に至ると言うケースは
今や日常で起きている事で決して珍しい事ではない。

結論から申し上げると生活困窮でも裕福でも独居をこの先
続けている限り孤独死に陥る危険性はある。

ただ、気を付けたいのが家族と同居しているから私には
関係ないと勘違いなさる方の孤独死も増えている。

家族が出かけている間に自宅で何らかの持病の発作で
倒れお亡くなりになられたケースや虫の息で見つかった
と言う話も最近はよく聞く。

この孤独死を防ぐ対策はないがいかにお亡くなりに
なられたら早急にご遺体を発見する方法を作らなければ
ならないのではないか?
ともう10数年前からブログなどで書いているがいまだ
これだと言う方法は見つかってはいないのが現実では
ないでしょうか?

私を含め、皆さんは孤独死に陥る危険性はどれくらい
でしょうか?
私がもし独居ならかなりの確率で危ないでしょうね。
外には出ないし、一人なら周りとも接しないしね(笑)

このブログを書いてる私が皆さんより確率が高いかもしてませんね。

孤独死全員これが私の出した答えです。

皆さんはどう思いますか?

それでは次回お会いしましょう。

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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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