今回のブログも事実を書かせていただいています。
個人・故人・企業・団体などは特定されない
様に書かせていただいています。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

今回のお話は、平成31年４月に施工した依頼主様が
保管していた私の1枚の名刺からお話がはじまります。

平成３１年の３月に某地域包括支援センターのケアマネさん
から１本のお電話が入ったのでした。

このケアマネさんが担当している利用者さんのアパートで
お亡くなりになられた片がいて身寄りがなく生前は年老いた
母親の介護の為職場を辞め在宅介護を長らくしていたそうです。

その後、母親も無くなりご自身も体調を壊し生活保護を受給され
生活をしていて体調の悪化で病院へ入院しそのまま帰らぬ
人となった。

身寄りもないのでアパートの一室をそのままにしては置けず
生活保護受給者の為、行政にアパートの残置物を撤去してほしい
と依頼をしたが行政は亡くなられた方の残された残置物は処分
できないと断られ途方に暮れていた時、ご自身が利用している
地域包括支援センターのケアマネージャーさんに相談をして
ケアマネージャーさんから私どもにご連絡が入りお見積もりをし
残された残置物の撤去作業を行った。

その際に大家さんが書斎の机の引き出しの中に私の名刺と会社の
パンフレットをしまっていて万が一の際には我が家の片付けは
この会社でと書置きが有ったと伺いました。
と言う経緯いです。

この大家さんが去年の８月にお亡くなりになられたそうで
今回、お見積もり依頼を頂いたお電話では中々思い出せず
家を見た時にあ～っあの時の大家さんだ～と記憶が鮮明に
思い出しました。

お電話を頂いたご依頼者様は、故大家さんの娘様でした。
生前、亡き父が花輪さんの名刺を大事に保管してあり
万が一の時にはここに頼みなさいと書置きがあったと
うかがったのでした。

あの時の大家さんを思い出しご本人お一人の力では歩行も
大夫困難な状況でしたからね。

肩を落とされ力のない声で役所は残された家財の
撤去はしないんだな～
と言ったのが非常に印象的でしたよ。

結局、大家さんが実費で入居者さんの家財道具と特殊清掃代を
支払った。

今度は、ご自身の天国へのお引越しの際もご自身で業者を決め
旅立たれた。
この大家さんの天国へのお引越しは１２月早々に行います。

大家さんご冥福をお祈りいたします。

な～んか思い入れのある遺品整理になりそうですよ。

それでは次回お会いしましょう。

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