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2017.01.16放置空き家の危険性 その2
カテゴリ:空き家管理サービス
おはようございます。
今朝の青森市の24時間の積雪量は3cmです。
一昨日のドカ雪の後はほとんど降っていません。
このまま、今シーズン終わってしまうのでしょうか?
さて、今の所雪が少ないので空き家の巡回見回りで
大雪のための見回りがまだありません。
何時もの年なら1月ともなれば1回は緊急見回りを
開始している所なのですが、今シーズンは
全く大雪注意報や警報が出されても全くと言って
良いほど雪が降らないです。
こうも雪が降ら無ければ雪害の被害が少ないと
思われがちなのですがそうでもありません。
雪が少ない分、屋根へのダーメージが大きくなる
場合もあります。
雪が少なくても屋根にダメージが大きいとは
一体どのような事なのかと言うと
雪が降り雪が屋根に積もれば2階の屋根から
落ちた雪が1階の屋根に落ちた場合でも
1階の屋根に雪が積もっていればクッションの
代わりになり固い氷の固まりや固い雪が1階の
屋根に落ちても破損が少ないのですが
1階の屋根に雪が積もってなく
2階の屋根から氷の固まりや固まった雪の固まりが
直接1階の屋根に落ちたら屋根の梁などが折れ
屋根に穴があくと言う破損を引き起こす可能性が
あります。
写真が小さく見にくいのですが
ここの住宅は10年以上も放置した結果
2階の屋根の雪や氷の固まりが1階の屋根に落ち
1階の屋根を破損して1階の和室に穴が開いて
穴が開いた屋根より水が入り込み床や壁を
腐らし、動物を侵入させてしまい
大切な財産が負の財産へと変わってしまった
物件です。
この家の持ち主も遠方に住み何年もこの家を
訪問する事も無く放置していました。
数年ぶりに私共が訪問者となりおとずれた時には
すでに手遅れの状態でした。
床は湿気で腐り落ち壁もボロボロで家の中では
鳥や猫の死骸がありリフォームすると言う
段階を通り越していた為、このまま空き家管理
しても無駄と判断したことと、このままこの
住宅を建てていても近隣住宅に危険と不衛生を
及ぼす危険性があると判断した為
空き家の所有者様にこの住宅の解体を提案して
この住宅は解体されました。
解体費用に120万ほどかかり危険な空き家を
解体した例の一つです。
更地になったこの土地は、売地になり居間は
新しい所有者がこの土地に家を建て住まわれて
います。
雪が少ないから屋根が潰れると言う心配が
少ないから安心と思っている方も多いと
思いますが少なければ少ない時の危険性もあると
いう事です。
さ~て、今日はこの位にして終わりたいと思います。
今日は、お隣秋田県の遺品整理のお見積りのご依頼を
受けて行ってきます。
今週もどうぞ当ブログをよろしくお願いします。
それでは皆様、、また明日、当ブログでお会いいたしましょう^^