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2020.06.16独居高齢女性宅の特殊清掃 初日編

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

遺品整理士IS01088号
特殊清掃士CSC01013号の花輪です。

さて、昨日からはじまりました独居高齢者女性
宅の特殊清掃作業の初日でした。

玄関コンクリート土間でこと切れお亡くなりに
なられて死後推定1か月半後に発見されました。

故人様は生前に犬を飼われていましたが
この愛犬も餓死して旅立たれました。

故人様は生保受給者という事もあり独居生活を
送られていたのですが・・・・・
私が思うに制度を見直さなければこの孤独死は減らすことは
できないと思うのですがね。

生保を受給する為には、独居生活を送らねば支給されない。
孤独死の多くが貧困と比例しているのは間違いないのですが
私は研究者ではないので私の説が正しいとは言えませんが
現場で孤独死に陥ってる方の原状回復作業を長年していますので
肌で孤独死に陥る方の最大の要素は貧困、その次が孤独と
続いているように思う。

この生保を受給する為には、孤独にならねば支給されない。
独居=孤独と言う訳ではないのですが、世間一般的に
独居=孤独に陥りやすい環境になってしまっているのでは
ないでしょうんかね。
そんな気がします。

世間でよく耳にする制度改革、
本当に制度を改革しなければこの先犬も歩けば孤独死に合う
ではないがもの凄い数の孤独死が増える気がします。

制度改革でよく専門家がと言う事を聞きますが
少なくても専門家さん達は貧困の何たるかや孤独の何たるかを
頭では理解してはいるでしょうが本当の意味の貧困や孤独の
苦しみが分かっていないので本当の意味の制度改革は難しい
とも思う。

生保のあり方はこれまでも世間をはじめマスコミに至るまで
色々な議論がなされていますが本当の意味の生活困窮者の為の
救済のための生保のあり方を改革しなければこの孤独死は
減らすことはできないと私は思う。

ここで勘違いしてほしくないのが、孤独死を減らすことは
できても無くす事はほゞほゞ不可能だと私は思うのです。
個人の尊厳は当然、ご遺体の尊厳もあるわけですから
この孤独死は憲法違反に当たると私は思っている。
政府をはじめ地方の都道府県や地方自治体が憲法違反を
このまま見過ごして良いのでしょうか?

朝から小難しい話を書きましたが^^
世の中、ま~ず孤独死が多いですね~
ドムスを使ってる同じ特殊清掃業者さん達はこれから
暑い時期は大忙しになります。
それぐらい孤独死が多いという事です。

安倍総理!
また、与党の皆様、野党の皆様
我々が住むこの日本国でこれほどまでに孤独死が多い
孤独死大国になっているのですよ!
そろそろ孤独死問題に目を向けてこの問題に取り組みませんか?

コロナも大事ですが孤独死はコロナ以上に年間の死亡者が
多いんですよ。
たしかね(笑)

あ!
上の写真は、昨日からはじまった孤独死現場の故人様が
飼われていた愛犬が腐敗してご遺体から流れ出た体液でした。
人も犬もみな同じ、死んで屍が放置していると腐るんですね。

行政のペット火葬場で腐敗している犬は火葬は拒否されたと
身内の方に教えてもらいました。
腐ってるから火葬するのではないのでしょうかね?
これもまたおかしな話ですよね。

腐敗が酷かろうが酷くなかろうが火葬は受け入れるべきだと
思うのですがね~
青森県〇〇市さんお考え下さい。(外国人の方が多い街です)
弔う心に人も犬も関係ないと私は思うのですがね。

さ~あ!!
現場チームは独居女性宅の特殊清掃作業の2日目です。
私も朝一に現場に行き室内の腐敗臭の消臭完了になったか
臭いを嗅ぎに行ってきます^^

今日は県南地域で夜逃げの残置物撤去のお見積もりと
お隣の県の遺品整理のお見積もりで北東北3県を走り回ります^^
今日は何百キロ走るのだろう^^
ちなみに昨日は360キロ走りましたよ^^
毎日、もの凄い距離を走っていますが安全運転を心がけたいと
思います。


今日も真っ赤に燃えて頑張りますよ~

へばな~^^





 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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