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2021.06.15ご依頼者様がしっかりとやってくれる特殊清掃業者を選びたくて

カテゴリ:特殊清掃師が伝えるコラム

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今回のブログは、特殊清掃業者をネットで奥様が
職場のパソコンで検索し紹介サイトを見つけご主人様に知らせ
ご主人様が紹介サイトを使わずに直接私どもにご連絡を
頂いたそうです。

この話は、実際にご依頼者様になられたご主人さまから
聞いたお話です。

今回のブログも事実を元に書かれています。

な~んだか映画の様な感じですね(笑)^^

今回のお話は、某街に住まわれる50代の男性のお母さんが
近くの賃貸住宅に独居(一人暮らし)生活をされていまして
自室で倒れ腕と腰を骨折し数日間倒れ動けなくなり衰弱している
所を虫の知らせで駆け付けた50代の息子さんが発見され
窮地に一生をと言うお話してす。

この日の、息子さんが胸騒ぎを覚えいつも母親の家に行くときは
玄関のカギは持たないで行くそうですが、この日だけはなにや
やら胸騒ぎがしてカギを持って母親の家に向かったそうです。

母親の家に着き玄関のチャイムを鳴らしても反応が無く
近くの大型スーパーに毎日出かけているそうなので今日も
スーパーで暇をつぶしているのかな~って最初は思ったそうです。

玄関前で少し待っていたら部屋の中からなにやら異様な臭いが
してきたのでもしかして!
と、思い玄関を開けたらもの凄い悪臭がして家の中に入ると
母親が倒れていたそうです。

幸い命はとりとめ現在入院中です。
ケガが治っても自宅であるアパートには帰ることは難しい為
施設に入所するので今回、実家であるアパートを引き払う為
我々が呼ばれたと言う内容です。

お約束の時間はまだまだだったのですがご依頼者様より
お電話を頂きまして用事が早く済み今からでも見積もりに
これませんか?

と言うお電話を頂きまして私もこの日はたまたま
時間に余裕が有ったので急遽現場となるご依頼者様の
ご実家である某街のアパートへ向かう事ととしました。

現場に着くとご依頼者様は一足先に到着され
車の中でうたた寝をされていました。
かなりお疲れの様子でしたが運転席の窓を軽く
コンコンをたたき起きてもらいました。

ご依頼者様も夕べは寝れなくてとお疲れの様子でした。
この様な事があれば当然寝れませんよね。

ご依頼者様が室内に入らなくてもいいですか
もう、あの臭いはたくさんです。
鼻についていまだに臭いがしてと言うので
私も大丈夫ですよ。

中には私たちが入り見積もりを取りますので
注意事項や捜索品を等があれば教えてくださればと
言うと数点捜索品があるとの事で全てメモをして
ご実家である室内に入りました。

玄関のドアを開けた瞬間、糞尿が腐敗した悪臭が
我々を襲いつつみこんだ。
読者の皆さんは糞尿の腐敗した臭いってなかなか想像
しずらいですよね。

糞尿の腐敗臭とは、分かりやすく言いますと鶏糞の
臭いと同じかな^^
おトイレで嗅がれるあの臭いは糞尿の生の臭いで
糞尿が腐敗すると鶏糞の臭いと全く同じ様な臭いに
なります。

要するに室内に養鶏場があるような悪臭が充満していると
思っていただければわかりやすいかな?

この臭いをご依頼者様は初めて衝撃的な風景の中嗅がれたの
だからそりゃ夜も眠れなくなると思います。

我々特殊清掃士は認知症患者さんやセルフネグレクトを患って
いる方のお宅の清掃や除菌消臭のご依頼をちょくちょく頂くので

この臭いは慣れたもんでどの様にしたら室内全体に染みついた
養鶏場の悪臭を消臭すれば良いのかは把握し経験もあるので
室内を見渡した瞬間にこの室内に染みこんだ悪臭を完全消臭は
簡単にできると判断できました。

ただ、一つ問題なのが尿がフローリングに染みこんで黒く
染みなっていないかが心配でした。

そこで私は室内からハサミを探しジュータンをハサミで切り
尿で濡れているジュータンの下のフローリングを見ると
見える範囲ではフローリングに染みが無くてホッと一安心でした。

室内全体を見渡しリサイクル家電の数や処分する家財の量
クリーニングする箇所そしてアパートの備品等の確認をして
退室しました。

外に出てご依頼者様とこの部屋をどの様に現状を
回復したらよいか不動産屋さんからクレームの来ない部屋に
してお返ししたらよいのかまた、費用がかからずに現状を回復?
費用がかからずと言うのは語弊ですね。

最小限の費用で原状回復してお返しできるのかをご提案
させていただきましてお見積もり書をその場で作成をして
見積書の中身を説明をしました。

すると、ご依頼者様がちょっと質問があるのですが
よろしいですか?
と言われ私は「はい」なんなりとどうぞと言うと

ご依頼者様は不審そうな顔と声で他社さんより10万円も高い
見積もりなのですがなぜですか?
と、言う質問でした。

出ました^^

たま~にあるのですよこのような質問がね^^

私はご依頼者様に他社様からお見積もりを取られたのですか?
とお聞きするとはい、御社より先に見積もりを取りました。
と、教えてくれましたのでこの場合ルール違反ではないと思った
ので差し支えなければ見せてもらえませんか?
と、ご依頼者様に頼むと見せてくれました。

※ルール違反とは
相見積もりなどで他社の見積書を見させてもらい
他社様より安い見積書を作成し受注することが
ルール違反だと私は思っています。

他社さんの見積もりを見ると生前整理〇〇、〇〇〇万円と手書きで書かれていた。
私はすぐに意味が分かった。
他社様は残置物の撤去費用だけのお見積もりで
室内クリーニングや消臭除菌作業費用は見積書に
入っていない金額だから私どもより安い金額だったのです。
この部屋の残置物だけを撤去して終わりの金額だと思いますよと
伝えました。
他社さんに電話して確認をされた方が良いと思います。

私どもの見積書は残置物の撤去費用やリサイクル品の費用
消臭除菌の費用など細かく出していますので他社さんの費用と
見比べ一目で分かるような見積書になっているのです。

まだ、ご依頼者様は納得された様子はないが今度は先に見積もりを
された他社さんに不審を持たれた様子でした。

この状況の部屋を見て私は他社さんにも特殊清掃依頼をしたのですよ!
この部屋には入り残置物の撤去だけの見積もりを出すって変ですよね~と
私もそのことに関してはご依頼者様の意見に共感したのでそうですね。

この状況の部屋で消臭除菌を提案しないと言うのは変ですよね。
本当に特殊清掃の技術がある業者さんではないのではないのかな~と
私は思いますよ。

消臭技術を持っている業者さんなら必ず消臭除菌のご提案を
必ずするはずですからね^^
と、ご依頼者様につげました。
ただ、他社さんのやり方は分からないので何とも申し上げにくいのですが
とも付け加えた。

一度他社様に確認をしてみたらいかがでしょうか?
と言う話になりご依頼者様も不信感がぬぐえない様子もあり
即決はしません。
一度、家に持ち帰り検討をしたいと言う事でしたのでご挨拶をして
その場から離れ帰社しました。

帰社して20分くらいしてからですかね。
ご依頼者様からお電話を頂きまして他社さんに確認しました。
やはり、モコさんの言う通り残置物の撤去だけのお見積もり
でした。

ただ、他社さんは消臭除菌作業は5万円だと言ってました。
何とかモコさん見積もり金額を下げてはいただけませんか?
と言うご相談のお電話でした。

他社さんの内容を私はもう少し聞きたくてご依頼者さんに
他社さんはどの様にして消臭作業を行うのですか?
と質問をすると、他社さんはハッキリとは言わないのですよ。
とにかく臭いが消えるか消えないかは作業をしてみないと
分からないとただそれだけでどの様な作業なのかはわかりません。

と言う回答を頂きましたので私はご依頼者様にこの様なお話を
させていただいた。

おそらくその業者さんは消臭の技術はあまりない業者さんだと
思います。
臭いが消えるか消えないかは作業してみないと分からないと
言う業者さんは消臭技術をあまり持たれていない業者さん
じゃないかと思いますよ。

消臭作業には必須項目がありその必須項目すらお見積もりに
書けていないていないわけなのですからね。

この必須項目はここでは書きません(笑)
企業秘密です^^

ご依頼者様も他社さんと話していてもモコさんの様に
自信を持って大丈夫ですよ。
この悪臭は簡単に完全消臭できますのでご安心ください。
と言うような力ず良い言葉はなく、ただ、消えるか消えないかは
やって見なければ分からないと言う答えだけだったと
言う話しでした。

もう一度家族と検討をしたいので結果はまた電話で
連絡をします。
と、言うお話だったので電話を切りました。

するとまた数十分後にご依頼者様から電話が来て
電話の内容は結論から言うと「ご依頼をお願いしたい

ただ、妻が値段だけが気になるそうでと言う事なので
ではこれからお伺いをして奥様にご説明をしましょうか?
と提案をしたらご自宅のご住所を教えてくださり
即、訪問する事となりました。

奥様にも作業の流れや作業内容の必要性や費用などを
お話をさせていただきご納得を頂き正式なご依頼を頂きました。

また、作業費用もその場で頂き領収書を切らせていただきました。

最後にご依頼者さんが、モコさんの様にはっきりと
完全消臭できますよご安心くださいと力ず良い言葉を
頂きもう心配はしていませんとおっしゃってくださいました。

最後にこの様なお話もされていました。

「しっかりとやってくれる特殊清掃業者を選びたくて」
今迄、しつこく何度も電話して失礼をお詫びします。
と、までおっしゃってくださいました。

でも、気持ちはわかりますよね。
ご自身の最愛の家族がけがをして倒れこの様な事になり
実家であるアパートを解約しなければならなくなり
莫大な原状回復費用がかかる様になったらどうしようと
不安になるのもわかりますよね。

私どもモコの原状回復の考え方は、室内に悪臭が染みついていても
壁紙クロス等を剥ぎ取らず消臭いたします。
床フローリングも同じように剥ぎ取らず消臭いたします。

柱や敷居も同じように消臭します。

コンクリと土間や基礎も同じく削ったり斫ったりはせず
消臭いたします。
完全消臭をお約束いたします

完全消臭できる技術がモコにはあります。

ただ一つ不可能なのが畳と絨毯だけは処分いたします。

現状を私どもモコではそのままの状態をクリーニングと
消臭技術でモコの作業が終わったその日から違和感を感じる事無く
生活できる状態に現状を回復する事が特殊清掃と肝に銘じています。

手遅れの現場も実際あります。

例えば経年たった多頭飼育された住宅やごみ屋敷です。
もう、長年の湿気等で床も壁もボロボロになってしまった
様な住宅ですとクリーニングと消臭で悪臭は完全消臭は簡単に
できますが住宅の建材が腐りボロボロとなってしまっていたら
リフォームが必要になるのでこの様な場合は例外ですがね。

今回の現場は来週中ごろには作業が入り原状回復終了して
ご依頼者様にカギをお返しできます。
現状回復作業日数は2日間です

ご依頼者様に喜んでもらえるようにスタッフ達に頑張ってもらいますね^^

それでは次回をお楽しみに!






 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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